特許
J-GLOBAL ID:200903055900974897

鍛造プレストランスファー装置の位置制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青野 順三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-031610
公開番号(公開出願番号):特開平8-197183
出願日: 1995年01月27日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 鍛造プレスのトランスファー装置をより精密に制御する。【構成】 サーボモータをCPUからの出力によるパルス制御によって鍛造プレスの作動と同期させるトランスファー装置を対象とし、適応可能なすべての動作パターン毎に予め各運動毎の位置指令値と実際の動作値との差、すなわち時間遅れtを確認してCPU3内に記憶させ、動作パターンが入力されると自動的に該時間遅れを位置制御のプログラムに加えて演算し、ビームとラムが最接近するときの実際の部材間の距離を指令値通りのSに近づけるように進角補正する手段よりなる。【効果】 作動する各部材の間隔を直接確認した上で最小とすることができるから、ビームとラムが干渉する恐れがなく、ロスタイムを徹底的に節減して生産性の向上が可能となる。
請求項(抜粋):
初期条件を書き込む入力装置1と、該初期条件を読み出してビーム2の変位量を演算し対応するパルス発生信号を出力するCPU3と、パルス発生機4を具え、ビーム2の三次元的作動を駆動する各サーボモータ5を鍛造プレスの作動と同期させる鍛造プレストランスファー装置の制御方法において、予め、トランスファー装置を駆動させ、昇降運動、前進後退運動、開閉運動の3方向の指令位置と実際の動作位置とのずれを確認し、双方の位置関係から知り得た動作パターン個有の遅れ時間tをCPU3に記憶させ、実操業に際して入力した初期条件に対応する該遅れ時間tを進角補正する演算を加えて、位置制御することを特徴とする鍛造プレストランスファー装置の位置制御方法。
IPC (3件):
B21J 13/10 ,  B21D 43/05 ,  B30B 13/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-113146

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