特許
J-GLOBAL ID:200903055903300226

サブル-チン呼び出しおよび復帰動作を実行するための装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-009258
公開番号(公開出願番号):特開平11-259298
出願日: 1999年01月18日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】サブルーチン復帰命令の標的アドレスを定義するための処理時間を減らす。【解決手段】命令ストリーム中で見つかる複数の分岐命令の標的アドレスを記憶するための分岐履歴テーブルを含む命令先取り機構を備えたプロセッサを有するコンピュータにおいて、サブルーチン呼び出しおよび復帰動作を実行する装置および方法。分岐履歴テーブル22は、潜在呼び出し命令タグ37および復帰命令タグ39を含む。先取り命令ストリーム中に潜在サブルーチン呼び出し命令が見つかるごとに、その命令の呼び出し標的アドレスおよび次の順次命令アドレスを含むアドレス対が復帰識別スタック24に記憶される。続いて検出される分岐命令が、復帰識別スタック中の、マッチするエントリが分岐命令を復帰命令として識別する次の順次命令部に対する連想探索を起動する。そして、マッチするエントリに含まれるアドレス対が、分岐履歴テーブルに対して並列に設けられた復帰キャッシュ30に転送される。
請求項(抜粋):
他のタイプの分岐の他に、サブルーチンの呼び出しと、サブルーチンが実行されたのちの、次の順次アドレスへの復帰とを実行する分岐命令を含む命令(11、11′)のシーケンスによって制御されるプロセッサを有するコンピュータにおいて、サブルーチン呼び出しおよび復帰動作を実行するための装置であって、各呼び出し命令が呼び出し標的アドレスを含み、各復帰命令が復帰アドレスを含み、前記コンピュータが、先取り命令ストリームを生成するための手段(28)を含む命令先取り機構を有し、前記先取り命令ストリーム中で見つかる複数の分岐命令の標的アドレスを記憶するための分岐履歴テーブル(22)を含み、前記装置が、(a)潜在サブルーチン呼び出し命令タグおよびサブルーチン復帰命令タグを含む分岐タイプ情報を分岐命令エントリごとに記憶するための、前記分岐履歴テーブル(22)中の記憶手段(37、39)と、(b)前記先取り命令ストリーム中で潜在呼び出し命令が見つかるごとに、前記潜在呼び出し命令の呼び出し標的アドレスおよび次の順次命令アドレスを含むエントリを記憶するための復帰識別手段(24)であって、続いて検出される分岐命令が復帰命令であるかどうかを判定するための、続いて検出される分岐命令に応答する手段(54、62)を含む復帰識別手段(24)と、(c)分岐履歴テーブル手段(22)に対して並列に配置された復帰キャッシュ手段(26)と、前記識別された復帰命令の前記エントリ中の復帰タグを前記分岐履歴テーブルの中に記憶し、前記識別された復帰命令の呼び出し標的アドレスおよび次の順次命令アドレスが転送される前記復帰キャッシュ中にエントリを生成するための、前記復帰識別手段の復帰命令識別信号に応答する手段(66)と、(d)前記分岐履歴テーブルからの復帰タグに応答して、前記復帰キャッシュから前記次の先取りアドレスを選択するための、各先取りされた命令のアドレスで前記分岐履歴テーブルと前記復帰キャッシュとに同時にアクセスするためのアクセスおよびセレクタ手段(28、30)と、を含むことを特徴とする装置。
IPC (2件):
G06F 9/42 320 ,  G06F 9/38 330
FI (2件):
G06F 9/42 320 B ,  G06F 9/38 330 B

前のページに戻る