特許
J-GLOBAL ID:200903055904949366

火災報知設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-041588
公開番号(公開出願番号):特開平5-242375
出願日: 1992年02月27日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 火災受信機に複数の主中継器が接続され、各主中継器には、種々の情報データをデータ・ベースとして記憶する記憶領域が内蔵され、火災受信機は主中継器から、記憶領域に記憶されているデータ・ベースを収集して格納し、該データ・ベースに基づいて火災監視を行う火災報知設備において、火災受信機が主中継器からデータ・ベースを収集する際の処理時間を減少し火災監視の中断時間を最小にすることを目的とする。【構成】 各主中継器の記憶領域に、情報データと共に該情報データの検査合計を記憶させ、火災受信機は、未接続の主中継器が接続状態に復帰したとき、該復帰した主中継器の記憶領域に記憶されている検査合計と、収集されて火災受信機に格納されている検査合計とを比較し、両者が不一致のときにのみ当該主中継器の記憶領域のデータ・ベースを収集して格納する。これにより、両者が一致したときには、データ・ベースの収集を行う必要がない。
請求項(抜粋):
火災受信機に複数の中継器が接続され、前記中継器の各々には、複数の端末機器が接続されると共に、該各中継器に接続された前記複数の端末機器に関する情報データやその他の情報データを含む種々の情報データをデータ・ベース情報として記憶するデータ・ベース用記憶領域が内蔵され、前記火災受信機は、接続されている前記中継器から、該中継器の前記データ・ベース用記憶領域に記憶されているデータ・ベース情報を収集して格納し、該格納されたデータ・ベース情報の内容に基づいて火災監視を行う火災報知設備において、前記中継器の各々の前記データ・ベース用記憶領域には、前記情報データの検査合計を、前記種々の情報データごとにもしくは全情報データに対して記憶すると共に、前記中継器の各々には、前記火災受信機からデータ・ベース情報を要求されたときに、要求された情報データと共に該情報データの検査合計を前記データ・ベース用記憶領域から読み出して送出するデータ送出手段と、前記火災受信機から前記検査合計を要求されたときには、該要求された検査合計を計算するか、もしくは前記データ・ベース用記憶領域から読み出して送出する検査合計送出手段と、を設け、前記火災受信機には、前記複数の中継器から送られてくる前記データ・ベース情報をそれぞれ各中継器用領域に記憶する電気的に書換え可能な記憶手段と、前記中継器が未接続状態か接続状態かを判別する接続判別手段と、前記中継器が未接続状態から接続状態になったことを前記接続判別手段が判別したときに、接続状態になった前記中継器に対してそのデータ・ベース用記憶領域に記憶されている前記データ・ベース情報の前記検査合計を要求すると共に、当該中継器から受信された要求した検査合計と前記書換え可能な記憶手段の当該中継器用領域に記憶されている前記検査合計とが一致しているか否かを判別する検査合計一致判別手段と、該検査合計一致判別手段が検査合計の不一致を判別したときに、検査合計が一致しなかった前記中継器に対して前記データ・ベース情報を要求すると共に、当該中継器から受信した前記情報データ及びその検査合計を前記書換え可能な記憶手段の当該中継器用領域に記憶させる第1の収集手段と、を設けたことを特徴とする火災報知設備。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭61-269797
  • 特開平4-117595
  • 特開昭62-272394
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