特許
J-GLOBAL ID:200903055906414613
タイヤ用として好適なゴム組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
諸石 光▲ひろ▼ (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-275384
公開番号(公開出願番号):特開平5-112675
出願日: 1991年10月23日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 特定構造のスチレン/ブタジエン共重合体ゴムに特定の化合物を配合することにより、タイヤとして用いた場合の転動抵抗の低下ならびに、湿潤路面、雪上および氷結路面でのブレーキ制動性の向上をはかる。【構成】 スチレン/ブタジエン共重合体の重合末端に4,4′-ビス(ジアルキルアミノ)ベンゾフェノンが導入されており、スチレン単位が3〜30重量%、ビニル結合量が25重量%以上、ムーニー粘度が30〜80である変性共重合体を主体とし、これに、カーボンブラックおよび次式(式中、Xはアルキレンなどの2価基であり、R1 は水素またはアルキルなどの基であって、R1 を介して窒素原子同士がさらに連結してもよく、R2 およびR3 はそれぞれ水素またはアルキルであって、R2 とR3 が結合して環を形成してもよい)で示されるジニトロジアミン類を配合する。
請求項(抜粋):
(A)スチレンとブタジエンとを共重合させて得られる共重合体の重合末端に、一般式(I)【化1】(式中、Qはメチルまたはエチルを表す)で示されるベンゾフェノン化合物が導入されており、(1)スチレン単位が3〜30重量%、ブタジエン単位が97〜70重量%であり、(2)ブタジエン部分のビニル結合量が25重量%以上であり、かつ(3)ML1+4(100°C)で表されるムーニー粘度が30〜80である変性スチレン/ブタジエン共重合体を主体とする原料ゴム、(B)カーボンブラック、および(C)前記原料ゴム100重量部あたり、 0.1〜10重量部の一般式(II)【化2】(式中、Xは2価の鎖状脂肪族基、環状脂肪族基または芳香族基であって、基中にハロゲンまたは酸素を含むことができ; R1 は水素原子、鎖状脂肪族基、環状脂肪族基または芳香族基であるが、XおよびR1 がいずれも鎖状脂肪族基である場合は、R1 を介して窒素原子同士が互いにさらに連結してもよく; R2 およびR3 はそれぞれ独立に、水素原子または炭素数1〜12のアルキル基であり、R2とR3 が結合して環を形成してもよい)で示されるジニトロジアミン類を含有してなることを特徴とするゴム組成物。
IPC (3件):
C08L 9/06 KDL
, C08K 3/04 KCT
, C08K 5/32
引用特許:
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