特許
J-GLOBAL ID:200903055906875246

アルカリ蓄電池用正極

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-046961
公開番号(公開出願番号):特開平8-241719
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 アルカリ蓄電池用正極において、導電剤として金属ニッケル粉末を用いた場合に、導電性を良好に保持して、長寿命なサイクル充放電特性を有するアルカリ蓄電池用ニッケル正極を提供することを目的とする。【構成】 テトラカルボニルニッケルを熱分解することにより得られる、粒径0.7〜5μmの金属ニッケル粉末を作成して、10〜30Å厚みの不働態酸化被膜層を形成させる。その導電剤を正極活物質に対して5〜45wt%添加することにより、導電性を良好に保ち、かつ導電剤が水酸化ニッケルへと化学変化することが抑制されるので、寿命特性の向上した電池が得られる。また、ニッケル・水素蓄電池についても、水素との親和性が減少することにより、自己放電による放電容量低下を減少させた電池が得られる。
請求項(抜粋):
水酸化ニッケルを主体とする粉末に導電剤を添加してなる活物質を多孔性芯材に塗着、または充填してなるアルカリ蓄電池用正極であって、前記導電剤が粒径0.7〜5μmの金属ニッケル粉末であり、この金属ニッケル粉末の表面に厚さ10Å〜30Åの不働態酸化被膜を有しており、前記活物質量に対し5〜45wt%含有されていることを特徴とするアルカリ蓄電池用正極。
IPC (2件):
H01M 4/62 ,  H01M 4/32
FI (2件):
H01M 4/62 C ,  H01M 4/32

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