特許
J-GLOBAL ID:200903055912789050
速度計測機能付光学式車両感知器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-021217
公開番号(公開出願番号):特開平10-222795
出願日: 1997年02月04日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 走行車両の車両速度を従来の光学式車両感知器により実現する速度計測機能付光学式車両感知器を得る。【解決手段】 パルス変調信号発生部1により変調された発光部3、および、LD発光部26から照射する光が車両または路面に反射された光を受光する受光部4、および、LD受光部27と、パルス信号発生部のタイミングで信号の差分をとり外乱ノイズを除去するための差分検出部6と、この信号からあるしきい値以上の信号を有意とする車両感知部14と、どの受光素子間の車両通過時間を計測するかを決定する車両通過時間検出部15と、得られた車両通過時間と受光距離から車両速度を算出する車両速度検出部16より構成される。
請求項(抜粋):
道路を走行する車両に対して、LED素子を用いてパルス光を照射するパルス変調信号発生部と、上記パルス変調信号により路面にパルス光を照射させる発光部と、上記発光部から放射された光の車両及び路面からの反射光を受光する第1の受光部と、上記受光部と並列に設けられ、上記反射光を受光する第2から第n+1(nは3以上)の受光部と、上記第1から第n+1の受光部からの信号を増幅する第1から第n+1までの増幅部と、上記発光部と第1から第n+1までの受光部と第1から第n+1までの増幅部とを備えた投受光部と、上記第1から第nまでの受光部と第1から第nまでの増幅部とを有する感知部と、上記第n+1の受光部と第n+1の増幅部とを有する通信部と、上記第1から第n+1の増幅部につながり、パルス変調信号発生部のタイミングで信号と外乱ノイズとの差分をとる第1から第n+1の差分検出部と、上記差分検出部につながりパルス変調信号発生部のタイミングで第1から第n+1の差分検出部の出力を切り替える信号切替部と、この信号切替部からの信号をディジタル化するA/D変換部と、上記第1から第n+1の受光部の出力のどれを有効とするかを選択する信号選択部と、上記信号選択部で選択された各受光部の出力に相当するA/D変換部の出力と予め設定した基準電圧とを比較するレベル比較部と、上記信号選択部で選択された各受光部に相当するA/D変換部の出力の加算を行う信号加算部と、この信号加算部の出力とあらかじめ設定した基準電圧とを比較する加算値比較部と、上記レベル比較部の出力と上記加算値比較部の出力より、どちらか一方が予め設定した基準電圧より優位であれば車両検出信号を出力する車両検出部と、上記第1から第n+1の差分検出部の信号から予め設定した基準電圧以上で有意信号を出力する第1から第n+1の車両感知部と、上記第1から第n+1の車両感知部の出力と予め設定した基準電圧とを比較するレベル比較部と、車両通過時間を計測するための上記車両感知部の信号のうち、有意信号2つを可変に設定する機能を有する車両感知信号選択部と、上記レベル比較部の信号より隣り合う信号の間隔時間を検出する車両通過時間検出部と、この車両通過時間検出部より得られた車両通過時間と受光距離より車両速度を検出する車両速度検出部とを併せ備え、上記投受光部の構成で感知部だけでなく、通信部に車両検出用の投受光素子を有することを特徴とする速度計測機能付光学式車両感知器。
IPC (2件):
FI (2件):
G08G 1/04 A
, G01P 3/68 A
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