特許
J-GLOBAL ID:200903055924665836

銅層からなる積層体を集積して、ヘビ状に設けた帯材からプラスチック積層品を自動的に製造する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 伸行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-522959
公開番号(公開出願番号):特表平8-508691
出願日: 1993年10月09日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】プラスチック積層品用の実装品からなる積層体(45)の自動成形装置(110)は、二つのキャリジ(60、80)を備えた供給手段で構成する。各キャリジはそれぞれ銅(20、22)及び絶縁(21、23)帯材のリールを支持する。この自動成形装置はさらに成形台の昇降手段(120)を備えている。成形台を横断して、キャリジ(60、80)を前後に移動し、キャリジ(60、80)の各ストロークの前に、特殊な手段(181、182)によって帯材(12〜15)を所定位置に保持する。帯材(12〜15)に180 ゚の曲がりを形成した後に、中間シート(30)及びプレプレグシート組(35、36)を交互に設ける。
請求項(抜粋):
中間シート(30〜32)を実装品(38、39)間に介在した状態で、一組及びもう一組(35、36)のプレプレグシートの間に金属帯材、特に銅帯材(12、13)をヘビ状に形成した金属層からなるプラスチック積層品を製造するための実装品(38、39)からなる積層体(45)を成形する自動成形装置(10、110)において、積層体(45)を成形する成形面(101)を受け取る矩形の開口(28)を中心に形成した長方形の、長手方向に水平な成形面(18)と、それぞれが金属帯材、特に銅帯材の少なくとも一つのリール(20、22)を備え、そして平行な長手方向ガイド(52、53)上を成形台(101)の一方の側部から他方の側部に移動する少なくとも一つのキャリジ(60、80)によって金属帯材(12、13)を供給する供給手段(50)と、成形台(101)を支持しかつ昇降させる昇降手段(120)と、二つの手段(150、151)(181、182)によって積層体を安定化して、必要に応じて、成形台(101)の一方の側か両側にある遊び位置から被成形積層体(45)の位置まで長手方向ガイド(142、143)(190、191)にそって移動して、成形台(101)上の被成形積層体(45)を成形シーケンスの所定段階で強固に保持するように、積層体(45)を保持する安定化手段(140、180)と、そして成形シーケンスをプログラム化するとともに各動作を同期して、成形台(101)の一方の側部から他方の側部にキャリジ(60、80)を前後に移動し、各成形シーケンスの開始時に、成形台(101)上に少なくとも一つの金属帯材(12、13)の一端を載置し、キャリジ(60、80)が交互に移動する毎に、上記端部に一組のプレプレグシート(35、36)及び中間シート(30、32)を載置することによって、金属帯材(12、13)をヘビ状に形成し、一つの実装品(38、39)と次の実装品との間において、一つの方向に、そして逆方向に180 ゚の曲がりを形成した、積層体(45)を順次形成する電気駆動手段とからなり、昇降手段(120)を駆動して、積層体(45)の成形時に、成形台(101)を徐々に降ろして、その上面を成形面(18)とほぼ同じ高さにし、帯材(12〜15)の方向とは逆方向に成形台(101)の側部に安定化手段(140)、(180)の手段(150、151)(181、182)を設定し、次にキャリジ(60、80)が成形面(18)の上記側部に移動している間に、被成形積層体(45)上に移動して、これを保持し、帯材(12〜15)に所定方向及び逆方向に180 ゚の曲がりを形成することを容易にしたことを特徴とする積層体の自動成形装置(10、110)。
IPC (2件):
B32B 15/08 ,  B32B 31/10
FI (2件):
B32B 15/08 K ,  B32B 31/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭59-054030

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