特許
J-GLOBAL ID:200903055926560098
フェーズドアレイアンテナ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-140647
公開番号(公開出願番号):特開平6-350330
出願日: 1993年06月11日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 フェーズドアレイアンテナのビーム制御器において、所望のアンテナ放射特性を得るとともに、そのために必要なハードウェア構成を小型化する。【構成】 ビーム制御器1に開口分布補正メモリ6を設ける。これにより、開口面上の位相の歪みをなくし所望のアンテナ放射特性が得られる。また、開口分布補正メモリ6には1セクタ開口分の開口分布補正データを記憶して各セクタ共通に用いることができるように、セクタ開口内のアンテナ素子の相対アドレスに対応してそのアンテナ素子の開口分布補正データを出力するようにした。このため、開口分布補正データを記憶するためのハードウェア規模が縮小でき、補正データを得るための位相分布測定時間も短縮できる。
請求項(抜粋):
軸対称な立体の表面の少くとも一部に配列された複数個のアンテナ素子と、該複数個のアンテナ素子にそれぞれ接続された複数個の移相器と、ビーム方向を指定するビーム方向指定情報を受け、前記複数個の移相器を制御するビーム制御器とを有し、前記ビーム制御器により前記複数個の移相器に移相量を設定して電子的にビーム走査を行うフェーズドアレイアンテナにおいて、前記ビーム制御器は、前記ビーム方向指定情報を受けて、ビーム形成に必要なセクタ開口内に位置するアンテナ素子のアンテナ素子配列全体での位置を示す絶対アドレスと、ビーム形成に必要なセクタ開口内に位置するアンテナ素子の該開口内での位置を示す相対アドレスとを生成する素子アドレス生成器と、前記相対アドレスに対応してビームを生成するための初期移相データを生成する初期データ生成器と、前記絶対アドレスに対応して前記初期移相データの初期補正データを出力する初期補正メモリと、前記相対アドレスに対応して前記開口での等移相面の歪みを除去するための開口分布補正データを出力する開口分布補正メモリと、前記初期データ生成器、前記初期補正メモリ、及び前記開口分布補正メモリの出力の和を出力する加算器と、該加算器の出力に基いて前記開口内に位置するアンテナ素子に接続された移相器に移相量を設定する手段とを、有することを特徴とするフェーズドアレイアンテナ。
引用特許:
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