特許
J-GLOBAL ID:200903055935891994

強化アクリル樹脂製浴槽の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-337551
公開番号(公開出願番号):特開平9-174677
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 耐湯性の高い強化アクリル樹脂製浴槽の製造方法を提供する。【解決手段】 上縁部の長辺側と短辺側の内寸をa、bとしたとき、赤外線パネルヒーターを用いてアクリル樹脂シートを加熱して、1)シ-トの弾性率を8〜100kgf/cm<SP>2</SP>の範囲とし、また、2)0.5a≦X≦0.7a、及び、0.4b≦Y≦0.6b で表されるXを長辺、Yを短辺とする矩形領域Iと、X<X<SB>2</SB>≦1.2X、及び、Y<Y<SB>2</SB>≦1.2Yで規定される領域IIの各々の弾性率R<SB>1</SB>及びR<SB>2</SB>の比R<SB>1</SB>/R<SB>2</SB>の最大値Rを1.3〜5.0とし、更に、3)領域I、領域II及び両領域をまたがる任意の5mm離れた2点間の弾性率の比Sを低弾性率側基準で1.1以下とする条件でシートに温度分布を付けた状態で、シ-トを浴槽型に熱成形して偏肉の少ない成形品を得、次いで、該成形品を75〜80°Cの温度で1時間以上アニール処理し、その後、該成形品の背面を強化樹脂材料でバックアップする。
請求項(抜粋):
あらかじめアクリル樹脂シートを熱成形して、その周辺に上縁部を有し上縁部の長辺側の内寸がa、短辺側の内寸がbである成形品を得、その後、該成形品の背面を強化樹脂材料でバックアップさせることにより一体化させる強化アクリル樹脂製浴槽の製造法において、赤外線パネルヒーターを用いてアクリル樹脂シートをその片面または両面方向から加熱して、1)シ-トの弾性率を8〜100kgf/cm<SP>2</SP>の範囲とし、また、 2) 0.5a≦X≦0.7a、及び、0.4b≦Y≦0.6b (1)で表されるX を長辺、Y を短辺とする矩形領域Iと、 X<X<SB>2</SB>≦1.2X、及び、Y<Y<SB>2</SB>≦1.2Y (2)で規定される領域IIの各々の弾性率R<SB>1</SB>及びR<SB>2</SB>の比R<SB>1</SB>/R<SB>2</SB>の最大値Rを1.3〜5.0とし、更に、3)領域I、領域II及び両領域をまたがる任意の5mm離れた2点間の弾性率の比Sを低弾性率側基準で1.1以下とする条件でシートに温度分布を付けた状態で、シ-トを浴槽型に熱成形して偏肉の少ない成形品を得、次いで、該成形品を75〜80°Cの温度で1時間以上アニール処理する熱成形条件を採用することを特徴とする浴槽の製造法。
IPC (5件):
B29C 51/10 ,  A47K 3/02 ,  B29K 33:00 ,  B29K105:06 ,  B29L 31:00
FI (2件):
B29C 51/10 ,  A47K 3/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭54-068862
  • 特開昭53-020160
  • 特開昭54-068862
全件表示

前のページに戻る