特許
J-GLOBAL ID:200903055952407796

高強度高耐食継目無鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-211489
公開番号(公開出願番号):特開平11-050148
出願日: 1997年08月06日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】耐SSC性に優れた降伏応力が110〜155ksi(758〜1068MPa)級の、油井やその関連諸設備に使用できる表面に軟化層を有する高強度高耐食性継目無鋼管の製造方法。【解決手段】重量%にて、C:0.2〜0.35%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.1〜1%、Cr:0.3〜1.2、Mo:0.2〜1%、sol.Al:0.005〜0.50%、Ti:0.005〜0.5%、B:0.0001〜0.005%、およびNb:0.1%超え0.5%以下を含み、他にV、W、Zr、Caのうちの1種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物の鋼からなるビレットを、熱間穿孔および圧延する際の最終の仕上げ圧延段階において、1000〜1150°Cの温度範囲にて肉厚減少率40%以上の加工を施した後、そのまま肉厚中心温度が1000°C以上、表面温度が1000°C未満から直接焼入れし、焼戻す。
請求項(抜粋):
熱間で穿孔および圧延して鋼管形状に成形後そのまま直接焼入れし、焼戻しを行って所要強度に調質する継目無鋼管の製造方法であって、重量%で、C:0.2〜0.35%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.1〜1%、Cr:0.3〜1.2、Mo:0.2〜1%、sol.Al:0.005〜0.50%、Ti:0.005〜0.5%、B:0.0001〜0.005%、Nb:0.1%を超え0.5%以下、V:0〜0.5%、W:0〜1%、Zr:0〜0.5%、Ca:0〜0.01%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、不純物中のP、S、Ni、NおよびO(酸素)が、それぞれP:0.025%以下、S:0.01%以下、Ni:0.1%以下、N:0.01%以下、O:0.01%以下である鋼のビレットを、熱間穿孔および圧延する際の最終の仕上げ圧延段階において、1000〜1150°Cの温度範囲にて肉厚減少率40%以上の加工を施した後、そのまま肉厚中心温度が1000°C以上、表面温度が1000°C未満から直接焼入れし、その後焼戻すことを特徴とする、758〜1068MPaの降伏応力を有するとともに、表面に軟化層を有する高強度高耐食継目無鋼管の製造方法。
IPC (6件):
C21D 8/10 ,  B21B 3/00 ,  B21B 19/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/54
FI (7件):
C21D 8/10 C ,  B21B 3/00 D ,  B21B 19/04 ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/00 301 F ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/54

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