特許
J-GLOBAL ID:200903055952443326

耐高温環境用溶射被覆部材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-088823
公開番号(公開出願番号):特開平10-265933
出願日: 1997年03月24日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】生産性の低下、異種金属の採用による合金皮膜の汚染、異種コーティングプロセスの採用によるコストアップなどの問題点を有利に解決するための溶射被覆技術を提案すること。【解決手段】CoO やNiO などの酸化物を含有するMCrAlX合金を、実質的に酸素を含まない減圧プラズマ溶射によって、10〜500 μmの厚さに直接成膜した後、その上に非酸化性雰囲気となる減圧プラズマ溶射法によって、酸化物を含まない上記と同じMCrAlX合金を100 〜800 μm厚に施工して複合溶射皮膜とする。
請求項(抜粋):
耐熱合金基材の表面に、CoO, NiO, Cr2O3, Al2O3, Y2O3, MgO, SiO2 , ZrO2およびTiO2のうちから選ばれるいずれか1種以上の酸化物粉を含むMCrAlX合金 (ただし、MはNi, Co, Feのいずれか1種以上、XはY, Hf, Ta, Cs, Pt, Ce, Zr, La, Si, Thのいずれか1種以上) 溶射材料を、実質的に酸素を含まない減圧下で溶射することによって得られた含含酸化物系アンダーコート溶射皮膜と、そのアンダーコート上に、MCrAlX合金 (ただし、MはNi, Co, Feのいずれか1種以上、XはY, Hf, Ta, Cs, Pt, Ce, Zr, La, Si, Thのいずれか1種以上) 溶射材料を実質的に酸素を含まない減圧下で溶射することによって得られた非酸化物系トップコート溶射皮膜とからなる複合溶射皮膜、を有することを特徴とする耐高温環境用溶射被覆部材。
IPC (3件):
C23C 4/06 ,  C23C 10/48 ,  C23C 28/00
FI (3件):
C23C 4/06 ,  C23C 10/48 ,  C23C 28/00 A

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