特許
J-GLOBAL ID:200903055973455960

周期的運動状態特徴抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-013566
公開番号(公開出願番号):特開平9-210765
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 検出対象の周期的運動体からの周期的運動状態から、信号中の雑音信号以外の不規則振動成分を検出し、短時間で特徴を抽出する。【解決手段】 信号積遅延回路8は、p+1個の信号積信号r(n、p)に対して(p-P)/2の時刻分の遅延を生じさせる処理によって、推定値r(n,p)を求める。信号積同期加算回路9は、周期信号発生回路4からの周期的信号Tと推定値r(n,p)とから、周期TのN-1倍までの過去の信号の平均を平均値r(n,p)として求め、平均値r(n,p)を線形予測分析回路10に与える。線形予測分析回路10は、平均値r(n,p)を自己相関関数とみなして、Yule-Walker正規方程式をたて、この方程式を解き、線形予測係数ai(n)及び予測誤差パワーw(n)を求める。パワースペクトル算出回路11は、線形予測係数ai(n)及び予測誤差パワーw(n)からパワースペクトルを求める。
請求項(抜粋):
検出対象である周期的運動体から周期的運動状態の特徴情報を検出する周期的運動状態特徴抽出装置において、上記周期的運動体からのセンサ信号から周期的時系列信号と、上記周期的運動体の運動周期を表す周期信号Tとを形成する運動状態検出手段と、上記周期的時系列信号の現信号と過去の信号との信号積を求め、この信号積値を遅延させながら所定係数を乗積する信号積・遅延乗積手段と、上記周期信号Tごとに上記乗積結果に対する同期加算を行って平均値を求める信号積同期加算手段と、上記平均値を自己相関関数として、この自己相関関数から上記周期的運動状態において特徴的な線形予測係数情報と予測誤差パワー情報とを求める線形予測分析手段とを備えたことを特徴とする周期的運動状態特徴抽出装置。
IPC (2件):
G01H 17/00 ,  G01M 13/02
FI (2件):
G01H 17/00 A ,  G01M 13/02

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