特許
J-GLOBAL ID:200903055987875300

熱搬送回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-096313
公開番号(公開出願番号):特開2000-292087
出願日: 1999年04月02日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】 本発明は冷蔵庫等の空気強制循環式冷却機器に使用される熱搬送回路に関するものであり、空気側熱伝達率の低下を抑えることで、熱搬送回路の冷却能力の低下を抑制することを目的とする。【解決手段】 バイパス風路10をフィン付き熱交換器6の一方の側面にのみ設け、さらに伝熱管3を偏心させることで、フィン付き熱交換器6全体及びバイパス風路10側のフィン端部への霜の成長を抑制することが出来る。また、壁11側からフィン付き熱交換器6側に向かって流れる空気に対して、開口部9がほぼ垂直になるように、フィン付き熱交換器6のフィン7の表面に切り起こし8を設けることで、通風抵抗の増加を抑制しつつ、温度境界層を最も効果的に更新し、空気側の熱伝達率を向上することが出来るので、熱搬送回路の冷却能力の減少を抑制することが可能となる。
請求項(抜粋):
一定間隔で平行に並べられ、相互間を空気が流動するフィンと、前記フィンに直交して設けられ、内部を冷媒が流動する多数の伝熱管とから構成されるフィン付き熱交換器を有し、前記フィン付き熱交換器の側面に、プラスチック等を材料とする壁を配置した熱搬送回路であり、前記フィン付き熱交換器と前記壁との一方の間に、空気の流れるバイパス風路を設け、さらに前記伝熱管から前記バイパス風路側の前記フィン端部への距離が長くなるように前記伝熱管を偏心させ、かつ前記フィンの表面に、前記バイパス風路を流れる空気で、前記壁側から前記フィン付き熱交換器側に向かって流れる空気に対して、開口部がほぼ垂直になるような切り起こしを設けた熱搬送回路。
IPC (5件):
F28F 1/32 ,  F25B 39/02 ,  F25D 17/08 305 ,  F25D 19/00 520 ,  F28D 1/047
FI (5件):
F28F 1/32 S ,  F25B 39/02 F ,  F25D 17/08 305 ,  F25D 19/00 520 A ,  F28D 1/047 B
Fターム (9件):
3L103AA37 ,  3L103AA50 ,  3L103BB44 ,  3L103CC18 ,  3L103CC22 ,  3L103DD04 ,  3L103DD12 ,  3L103DD33 ,  3L103DD57

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