特許
J-GLOBAL ID:200903055993794370

エンジンの空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-265064
公開番号(公開出願番号):特開平6-117308
出願日: 1992年10月02日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 始動時の排気系温度相当値と始動からの時間経過とで決まる暖機時補正値を、排気系のホット状態でマッチングしてあるステップ分に加えることにより、始動直後の排気性能を改善する。【構成】 算出手段36では、O2センサ31が活性化したタイミングより反転時は排気系のホット状態でマッチングしたステップ分を、反転時以外に積分分をそれぞれ更新量として空燃比フィードバック補正量αを算出する。その一方で算出手段41が始動時の排気系温度相当値に応じた値を初期値とし、この初期値から時間経過とともに減少する値を暖機時補正量として算出すると、この暖機時補正量を加算手段42が、O2センサ31が活性化したタイミングより前記排気系のホット状態でマッチングしたステップ分に加算する。
請求項(抜粋):
触媒上流の排気管に位置するO2センサと、このO2センサ出力より空燃比がリッチ側とリーン側のいずれにあるかを判定する手段と、この判定結果よりリーン側に反転したのかまたはリッチ側に反転したのかを判定する手段と、これら2つの判定結果より反転時は排気系のホット状態でマッチングしたステップ分を運転条件に応じて算出する手段と、前記2つの判定結果より反転時以外に積分分を算出する手段と、前記O2センサが活性化したタイミングより前記反転時は前記ステップ分を、反転時以外は前記積分分をそれぞれ更新量として空燃比フィードバック補正量を算出する手段と、この空燃比フィードバック補正量で運転条件に応じた基本噴射量を補正して燃料噴射量を算出する手段と、この噴射量の燃料を吸気管に供給する装置とを備えるエンジンの空燃比制御装置において、始動時かどうかを判定する手段と、始動からの経過時間を計測する手段と、これら始動時判定手段と経過時間計測手段の信号を受け、始動時の排気系温度相当値に応じた値を初期値とし、この初期値から時間経過とともに減少する値を暖機時補正量として算出する手段と、この暖機時補正量を前記O2センサが活性化したタイミングより前記排気系のホット状態でマッチングしたステップ分に加算する手段とを設けたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/06 330 ,  F02D 45/00 312

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