特許
J-GLOBAL ID:200903055999875062

植物の生育を増進するための二酸化炭素の再利用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-500858
公開番号(公開出願番号):特表平10-504704
出願日: 1995年05月24日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】本発明は、植物の生育を増進させる二酸化炭素の再利用方法を提供する。この方法では、二酸化炭素をCO2発生ソースから捕獲し、メタンを実質的に含有せず且つ植物の生育期の周囲昼間温度よりも低い温度を有している地下空洞に蓄積する。二酸化炭素が周囲昼間温度以下の温度に冷却されるまでは少なくとも地下空洞に二酸化炭素を貯蔵した後、地下空洞から植物地帯に搬送し、その地帯の植物に配給する。所望の場合には、地下空洞が廃坑から成る。CO2ソースが坑から遠方に所在する場合、コンテナまたはタンク車でCO2を坑に搬送し得る。また所望の場合には、CO2ソースを坑内に存在させることも可能である。
請求項(抜粋):
(a)二酸化炭素発生ソースから二酸化炭素を捕獲する段階と、(b)メタンを実質的に含有せず且つ生育期の周囲昼間温度よりも低い温度を有している地下空洞を準備し、捕獲した二酸化炭素を地下空洞に蓄積する段階と、(c)蓄積した二酸化炭素が周囲昼間温度以下の温度に冷却されるまでは少なくとも地下空洞に二酸化炭素を貯蔵する段階と、(d)貯蔵した二酸化炭素を地下空洞から植物地帯に搬送する段階と、(e)二酸化炭素を前記地帯の植物に配給する段階と、を含む植物の生育を増進するための二酸化炭素の再利用方法。

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