特許
J-GLOBAL ID:200903056001459768

高粘度液体用充填装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 静富 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-084677
公開番号(公開出願番号):特開平6-298202
出願日: 1993年04月12日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】高粘度の液体を容量にバラツキを生じた容器に対しても液面を均一に揃えて充填を行なうことができる高粘度液体用充填装置を提供する。【構成】内部に高粘度液体の供給室12を形成させた框体1の下側に、上部を前記供給室12に連通させ下部を開放させた高粘度液体の送出管2を垂下させ、框体1の供給室12一側に送液手段dと連係させた給液孔3を設けて、框体1の供給室12内に開閉手段6による前記弁杆4の上下動により液体の流動と閉塞とを行なう弁体5を設けると共に、框体1内の吸引室7の一側に吸引手段19と接続させ弁杆4の吸出路17の吸出孔9と連通する吸引口8を設け、更に、前記送出管2内には過剰充填液体の吸引管10を設ける。【効果】高粘度の液体を容量にバラツキを生じている容器であっても、その液面を揃えてかつ正味量を有する充填が短時間で効率よく行なえ、店頭等に陳列したときの商品価値を向上させることができる。
請求項(抜粋):
支持体に取り付けて内部に高粘度液体の供給室を形成させた框体と、該框体の下側に垂下させて上部を前記供給室に連通させ下部を開放させた高粘度液体の送出管と、前記框体における供給室の一側に設けて送液手段と連係させた給液孔と、前記框体内へ前記送出管と略同芯状で昇降自在に挿嵌し、下端を開放した吸出路が形成される中空状の弁杆と、前記框体の供給室内に設けて前記弁杆の上下動により液体の流動と閉塞とを行なう弁体と、前記弁杆の上部に取り付けて前記弁体の開閉を行なう開閉手段と、前記框体内に設けて前記弁杆を挿通させた吸引室と、該吸引室の一側に開口させて吸引手段と接続させた吸引口と、前記弁杆の吸出路において吸引室に対応させ吸出孔と、前記送出管内へ挿入して上部を前記弁杆の下端に取り付け、下端を前記弁体が閉塞したとき、送出管の下端部と略一致する吸引管とを備えさせたことを特徴とする高粘度液体用充填装置。

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