特許
J-GLOBAL ID:200903056016723208

燃料噴射ポンプの潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池澤 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-087685
公開番号(公開出願番号):特開平8-261110
出願日: 1995年03月22日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 燃料および潤滑油の混合液の潤滑油排出口通路53、55に滞留するC重油などの燃料によるプランジャ4の固着を防止し、下部への燃料リークを低減し、潤滑油の消費量を増加させることがなく、ランニングコストの低減を図ることができる燃料噴射ポンプの潤滑装置50を提供すること。【構成】 ポンプハウジング2に形成した潤滑油供給入口通路46から嵌合間隙11に臨む周溝(第2の周溝44)を介して潤滑油を嵌合間隙11に供給し、潤滑油供給入口通路46とは別位置に形成するとともに周溝4よりプランジャ4の上方位置(第3の周溝45の位置)において嵌合間隙11に連通する潤滑油排出口通路53、55から燃料および潤滑油の混合液を排出可能とし、かつこの潤滑油排出口通路53、55を潤滑油の出口方向に水平方向以下の向きに形成することを特徴とする。
請求項(抜粋):
ポンプハウジングと、このポンプハウジングに設けるとともに燃料圧室および燃料給排孔を形成したプランジャバレルと、このプランジャバレル内を往復動することにより前記燃料給排孔から燃料を吸引するとともに燃料圧室から燃料を圧送するプランジャと、を有する燃料噴射ポンプにおいて、このプランジャと前記プランジャバレルとの間の嵌合間隙に潤滑油を供給するため燃料噴射ポンプの潤滑装置であって、前記ポンプハウジングに形成した潤滑油供給入口通路から前記嵌合間隙に臨む周溝を介して前記潤滑油を該嵌合間隙に供給し、この潤滑油供給入口通路とは別位置に形成するとともに前記周溝より前記プランジャの上方位置において前記嵌合間隙に連通する潤滑油排出口通路から前記燃料および前記潤滑油の混合液を排出可能とし、かつ、この潤滑油排出口通路はこれを、前記潤滑油の出口方向に水平方向以下の向きに形成することを特徴とする燃料噴射ポンプの潤滑装置。

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