特許
J-GLOBAL ID:200903056023100208

画像ノイズ分析方法および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-242783
公開番号(公開出願番号):特開平11-085976
出願日: 1997年09月08日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 濃度値についてのノイズ量およびノイズ強度を含むノイズ情報を検出することができる画像ノイズ分析方法を提供する。【解決手段】 ノイズが除去されたフィルタリング画像”U”と元画像”S”とを、そのフィルタリング画像”U”の各画素の属する濃度区分(閾値T1、T2で分割される区分)に応じて交互に選択して判定用画像を得る。その判定用画像の濃度ヒストグラムHBからフィルタリング画像”U”の濃度ヒストグラムHUを減算することにより各閾値についてのノイズ情報を検出できる。これは、判定用画像を構成する元画像”S”のノイズであって閾値を越えた部分および判定用画像を構成するフィルタリング画像”U”であってメディアンフィルタ処理を行わなければ閾値を越えていたであろうノイズ部分とが上記減算処理によって抽出されるためである。
請求項(抜粋):
画像中のノイズに関する情報を分析する画像ノイズ分析方法であって、(a) 元画像を構成する画素の濃度値にメディアンフィルタ処理を施してメディアンフィルタ処理後画像を得るメディアンフィルタ処理後画像作成工程と、(b) 濃度閾値を設定し、前記濃度閾値を用いて複数の濃度区間を設定する濃度区間設定工程と、(c) 各画素につき、前記メディアンフィルタ処理後画像における濃度値が前記複数の濃度区間のいずれに属するかを判定する判定工程と、(d) 各画素における前記メディアンフィルタ処理後画像と前記元画像とのそれぞれの濃度値のうちの一方を、各画素ごとの前記判定の結果に応じて選択して判定用画像を作成する判定用画像作成工程と、(e) 前記判定用画像の濃度度数分布と前記メディアンフィルタ処理後画像の濃度度数分布とを比較することにより、前記濃度閾値におけるノイズ情報を検出する工程と、を備えることを特徴とする画像ノイズ分析方法。
IPC (5件):
G06T 5/00 ,  G06T 5/20 ,  G06T 7/00 ,  H04N 1/405 ,  H04N 1/409
FI (5件):
G06F 15/68 350 ,  G06F 15/68 400 A ,  G06F 15/70 320 ,  H04N 1/40 B ,  H04N 1/40 101 C

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