特許
J-GLOBAL ID:200903056026792062

エピクロロヒドリンの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-053832
公開番号(公開出願番号):特開平6-009589
出願日: 1993年03月15日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 塩化アリルを原料とし、ジクロロプロパノール類を経由してエピクロロヒドリンを製造する工程において、粗ジクロロプロパノール類の水溶液を従来の溶媒よりも抽出効率の著しく高い溶媒を用いて液/液抽出を行うことにより、収率が高く、操作が簡単で、かつエネルギーの消費量が少なくてすむ製造法を提供することが主な目的である。【構成】 塩化アリルを次亜塩素化してジクロロプロパノール類を製造する過程で生成する粗ジクロロプロパノール類水溶液中の塩化脂肪族不純物を、1,2,3-トリクロロプロパンに富む有機溶媒をリサイクルして抽出し、得られた精製ジクロロプロパノールを脱塩酸して、エピクロロヒドリンを製造する。
請求項(抜粋):
塩化アリルを次亜塩素化して粗ジクロロプロパノール類の水溶液を製造する工程と、この粗ジクロロプロパノール類の水溶液を精製して塩化有機不純物を除去し、精製ジクロロプロパノール類水溶液を製造する工程と、ジクロロプロパノール類を加水分解する工程を含み、粗ジクロロプロパノール水溶液の精製が1,2,3-トリクロロプロパンに富むリサイクル有機抽出溶媒による抽出により行われることを特徴とする塩化アリルからエピクロロヒドリンを製造する方法。
IPC (3件):
C07D301/06 ,  C07D301/32 ,  C07D303/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭50-028408

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