特許
J-GLOBAL ID:200903056040673840

ノイズ吸収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 章夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-317356
公開番号(公開出願番号):特開平11-150389
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 一対のフェライト製の分割コアでケーブルを包囲してノイズ吸収を行うノイズ吸収装置において、分割コアをカバー内に安定に内装支持し、分割コアの密接状態を確保してノイズ吸収効果を高める。【解決手段】 一対のフェライトからなる分割コア1A,1Bをそれぞれカバー2A,2Bで覆った構成のノイズ吸収装置において、カバー2A,2Bには周方向に設けた溝26a,26bにより両端支持構造の押圧片27を形成し、これに設けた押圧突起27bにより分割コア1A,1Bを密接状態とする。また、各カバー2A,2Bの対向縁に設けたられた挟持片29aが各カバー2A,2Bを連結する連結片21に設けられた長溝21b内に進入して、挟持されるため、両カバー2A,2Bを両側部において強固に係止でき、分割コア1A,1Bの密接状態を高める。これにより、分割コア1A,1Bによるノイズ吸収効果を向上する。
請求項(抜粋):
半円筒状に形成された一対のフェライト製分割コアと、これらの分割コアをそれぞれ内装して開閉可能な一対のカバーを有し、前記カバーを閉じた時に前記各分割コアはそれぞれの分割面が互いに密接されてケーブルを包囲する筒状に構成されるノイズ吸収具において、前記各カバーの周面には筒軸方向に所要の間隔をおいて周方向に形成された一対の溝により両端支持構造の押圧片が形成され、この押圧片の弾性力により前記各分割コアを分割面方向に押圧することを特徴とするノイズ吸収装置。

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