特許
J-GLOBAL ID:200903056046268904

両軸受型リール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-326617
公開番号(公開出願番号):特開2001-136878
出願日: 1999年11月17日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 釣糸のテンション変動を均一化して、大型魚による釣糸の切断、必要以上の釣糸の引き出しを防ぎ、確実に回収することができる両軸受型リールを提供する。【解決手段】 釣糸を巻き取るスプールと、スプールを回転させるドラッグ機構5とを有し、トルク調整部9が外輪7と内軸6とを相対的に軸方向に移動可能に押圧することにより、外輪7と内軸6とのスリップトルクが調整され、スプールに巻かれた釣糸に一定以上のテンションが作用すると、外輪7と内軸6とがスリップして、スプールが回転して、巻かれた釣糸が繰り出されるように構成されてなる両軸受型リールにおいて、内軸6に複数の通孔69が形成され、潤滑油の循環路が、複数のローラー8の間を縫って、外輪7と内軸6との間と通孔69とを巡るようにして形成されている。外輪7は、放熱フィン32を備えている。
請求項(抜粋):
釣糸を巻き取るスプール(1)と、前記スプール(1)に巻かれた釣糸に所定のテンションが作用するとスリップして前記スプール(1)を回転させるドラッグ機構(5)とを有し、前記ドラッグ機構(5)は、外輪(7)および内軸(6)と、前記外輪(7)と前記内軸(6)との間に転動できるように配設された複数のローラー(8)と、前記外輪(7)と前記内軸(6)とを相対的に軸方向に移動可能に押圧するトルク調整部(9)とを備え、前記外輪(7)と前記内軸(6)とは、それらの外周面および内周面である前記ローラー(8)の転動面(10)、(10)をテーパー面としており、これらテーパー状の転動面(10)、(10)の間に複数の前記ローラー(8)が転動自在に配設されており、前記ローラー(8)は、中心軸を、前記外輪(7)と前記内軸(6)の中心軸に対して傾斜させる姿勢で前記転動面(10)、(10)の間に配設されており、前記トルク調整部(9)が前記外輪(7)と前記内軸(6)とを相対的に軸方向に移動可能に押圧することにより、前記外輪(7)と前記内軸(6)とのスリップトルクが調整され、前記スプール(1)に巻かれた釣糸に一定以上のテンションが作用すると、前記外輪(7)と前記内軸(6)とがスリップして、前記スプール(1)が回転して、巻かれた釣糸が繰り出されるように構成されてなる両軸受型リールにおいて、複数の前記ローラー(8)の間を縫って、前記外輪(7)と前記内軸(6)との間を抜ける潤滑油の循環路が形成されたことを特徴とする両軸受型リール。
Fターム (2件):
2B108HC04 ,  2B108HC14
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特許第2835583号
  • 釣り用リール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-020674   出願人:株式会社シマノ
  • 特許第2835583号

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