特許
J-GLOBAL ID:200903056049202335

多管式分流希釈トンネル及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-257291
公開番号(公開出願番号):特開平7-113730
出願日: 1993年10月14日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 各エンジンの運転状態の変動にかかわらず、常に、目標の分割比で精度よく分割された排ガスを希釈トンネルに導入し、排ガスの成分テストを精度よく行なうことのできる多管式分流希釈トンネル及びその制御方法を提供する。【構成】 排気を分割する多数の管を有するトンネル11と、分割された排気を試験装置に導入する導入管13と、同導入管出口近傍に開口する高圧空気吹き出し口25と、高圧空気吹き出し口から供給される空気を制御して導入管13の出口圧力を制御する。特に、排気試験の前に、各運転モード毎のトンネル側のバイパス静圧Ps3と導入管出口圧力Ps2の最適差圧値Δpを測定し、排気試験の際に各運転モードにおけるトンネル側のバイパス静圧Ps3と導入管出口圧力Ps2の差圧が各運転モードにおける最適差圧値になるように高圧空気吹出し口25より供給される空気を制御する。
請求項(抜粋):
エンジンの排出ガスを分割する多数の細管から構成された分割器と、分割された排出ガスを希釈トンネルに導入する導入管と、同導入管出口近傍に開口する高圧空気吹き出し口と、上記高圧空気吹き出し口から供給される空気を制御して上記導入管の出口圧力を制御するエンジンの排出ガス測定用の多管式分流希釈トンネルにおいて、排出ガス測定の前に、設定された排出ガス分割比においてエンジンの各運転モード毎に上記トンネル側の静圧と上記導入管出口圧力の最適差圧値を測定し、排出ガス測定の際に各運転モードにおける上記トンネル側の静圧とバイパス管出口圧力の差圧が上記各運転モードにおける最適差圧値になるように上記高圧空気吹出し口より供給される空気を制御することを特徴とする多管式分流希釈トンネルの制御方法。

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