特許
J-GLOBAL ID:200903056063566072

カーボン材の焼結方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 最上 正太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-172244
公開番号(公開出願番号):特開平5-017226
出願日: 1991年07月12日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 焼結カーボン材の抗折力を増大することを目的とする。【構成】 カーボン材の焼結に於て、骨材粉末と結合材を混合した焼結原料に対し5〜10 ton/cm2 程度の高圧加圧を行なって骨材粒子の長軸方向を加圧方向と垂直な方向に整列させる成形処理を行ない、これにより得られた成形体を一次焼成して結合材等の有機物からの炭化水素ガスの排出及び炭化処理を行ない、然る後昇温して二次焼結を行なうことを特徴とする。【効果】 骨材粉末と結合材を混合した原料に従来の成形加圧に比較して10倍も高い5〜10 ton/cm2 程度の高圧加圧を行ない、骨材粒子の長軸方向を加圧方向と垂直方向に整列せしめる成形処理を行なうようにしたから、骨材粒子の一定方向の整揃処理が充分に行なわれ、この骨材の整揃された状態で焼結することによって異方性の高いカーボン焼結体が得られ、抗折力が極めて高く、非消耗性、高耐摩耗性のカーボン材を得ることができる。
請求項(抜粋):
カーボン材の焼結に於て、骨材粉末と結合材を混合した焼結原料に対し5ないし10 ton/cm2 程度の高圧加圧を行なって骨材粒子の長軸方向を加圧方向と垂直な方向に整列させる成形処理を行ない、これにより得られた成形体を一次焼成して結合材等の有機物からの炭化水素ガスの排出及び炭化処理を行ない、然る後昇温して二次焼結を行なうことを特徴とするカーボン材の焼結方法。
IPC (3件):
C04B 35/52 ,  C04B 35/64 ,  C04B 35/80

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