特許
J-GLOBAL ID:200903056066877486

締結部における締結状態視認用部材及び締結部における締結状態視認用セット部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細井 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-199360
公開番号(公開出願番号):特開平11-030216
出願日: 1997年07月09日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 従来、建築構造物等における構造部材相互の締結部において、締め忘れや締め付け不充分な箇所の発生を防止する効果的な方法がなかった。また、定期的に締結状態を確認する必要のある建造物のなかでも高い鉄塔の締結部の締結状態を確認するのにはいちいち作業員がそこに昇って行かなくてはならず、膨大な労力がかかっていた。【解決手段】 締結部における締結状態視認用部材1は、ボルトやビス等の締結用部材を挿通できる挿通孔2を有する、ゴムなどの軟質材料から構成されたものであり、例えば円環状に構成される。締結部において、ボルト-ナットなどの締結用部材相互間、又は締結用部材と被締結体、或いは被締結体相互間に配置され、締結が進んで視認用部材1を挟む両側部材に挟圧されることによって変形して、挿通孔2の軸3と交差する面に沿う方向に伸び、それによって初めて、視認用部材1の外周縁4が、上記締結用部材などの端縁部aよりも外側へ突出して突出部5を形成し、この突出部が遠方から明瞭に視認され得るように構成されている。
請求項(抜粋):
締結用部材によって被締結体を締結する締結部において、締結用部材相互間、または締結用部材と被締結体間、または被締結体相互間に配置されて使用される締結状態視認用部材であり、締結用部材を挿通できる挿通孔を有し、締結部の締結により挟圧されることによって変形して上記挿通孔の軸と交差する面に沿う方向に伸び、それによって初めて、締結状態視認用部材の外周縁の一部又は全部が、それを挟む締結用部材と被締結体の少なくともいずれかの端縁部、又はそれを挟む2つの被締結体の少なくともいずれかの端縁部、又はそれを挟む2つの締結用部材の少なくともいずれかの端縁部よりも外側へ突出するように構成されていることを特徴とする締結部における締結状態視認用部材。
IPC (3件):
F16B 31/02 ,  E04G 21/18 ,  G01L 5/00 103
FI (3件):
F16B 31/02 P ,  E04G 21/18 C ,  G01L 5/00 103 B

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