特許
J-GLOBAL ID:200903056072303009

超電導ケーブル用のフォーマと、その製造方法及び超電導ケーブル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-179042
公開番号(公開出願番号):特開2009-193949
出願日: 2008年07月09日
公開日(公表日): 2009年08月27日
要約:
【課題】運転時に交流電流を通電した際の渦電流損失の低減化と、短絡時のAC抵抗の低減化を図った超電導ケーブル用のフォーマを提供する。【解決手段】超電導導体層を形成するための超電導線材を巻回させる超電導ケーブル用のフォーマFである。このフォーマFは、複数本の素線1,2を撚り合わせて形成される複数の撚り線3と、複数本の撚り線3がそれぞれ撚り合わせて形成される複数のセグメント4とを備え、複数のセグメント4が、集合されて断面が円形状となるように圧縮成形される。各素線間は絶縁されている。このような構成によれば、短絡時には、事故電流が流れる素線1,2が多くなるため、フォーマFの導体実効断面積が拡大され、AC抵抗が低減し発熱量が減少する。そして、個々の素線1,2を細くすることにより、交流通電時(超電導ケーブルの定常運転時)にフォーマFに発生する渦電流損失が低減する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
超電導導体層を形成するための超電導線材を巻回させる超電導ケーブル用のフォーマであって、 複数本の素線が互いに撚り合されて断面が扇形状に成形されたセグメントを複数本備え、これらのセグメントが集合されて断面が円形状に形成され、各素線間が絶縁されていることを特徴とする超電導ケーブル用のフォーマ。
IPC (2件):
H01B 12/02 ,  H01B 13/00
FI (2件):
H01B12/02 ,  H01B13/00 561Z
Fターム (8件):
5G321BA01 ,  5G321BA14 ,  5G321CA15 ,  5G321CA23 ,  5G321CA41 ,  5G321CB02 ,  5G321CB08 ,  5G321DA99
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 超電導ケーブル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-143058   出願人:住友電気工業株式会社, 東京電力株式会社
審査官引用 (6件)
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