特許
J-GLOBAL ID:200903056072578253

分散送信される畳み込み符号の復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-154887
公開番号(公開出願番号):特開平7-015414
出願日: 1993年06月25日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 複数のフレームに分散して送信される畳み込み符号を、ビタビ復号アルゴリズムに基づいて復号する際、リアルタイムで復号することができるようにする。【構成】 ビタビ復号処理は、パス情報決定処理と復号値確定処理に分けられる。パス情報決定処理は。SACCH フレームが受信されるたびに、パス情報決定部14で実行される。この実行回数を示すNVTBが分散フレーム数11に達すると、復号値確定部17で、復号値確定処理が実行される。この処理により得られる復号信号に誤りがあると、同期処理部19により、NVTBが1減算される。これにより、この場合、フレームが受信されるたびに、復号確定処理がなされる。これに対し、誤りがない場合は、定常処理部20により、NVTBが0に設定される。これにより、この場合は、パス情報決定処理が11回実行されるたびに、復号値確定処理が実行される。
請求項(抜粋):
誤り検出符号を含み、複数のフレームに分散されて送信される畳み込み符号を、ビタビ復号アルゴリズムに基づいて、復号する畳み込み符号の復号装置において、前記フレームを受信するたびに、受信信号のパス情報を決定するパス情報決定手段と、このパス情報決定手段により決定されたパス情報をパスメモリに保存するパス情報保存手段と、前記パス情報決定手段のパス情報決定回数を計数するパス情報決定回数計数手段と、このパス情報決定回数計数手段の計数値が前記畳み込み符号の分散フレーム数に達すると、前記パス情報保存手段により保存されたパス情報に基づいて、受信符号を復号する復号手段と、この復号手段の復号出力の誤りを検出する誤り検出手段と、この誤り検出手段の誤り検出出力に基づいて、前記フレームの受信同期がとれたか否かを判定する受信同期判定手段と、この受信同期判定手段により、受信同期がとれないと判定されると、前記パス情報決定回数計数手段の計数値を1減算し、受信同期がとれたと判定されると、この計数値を0に設定する計数値設定手段とを具備したことを特徴とする分散送信される畳み込み符号の復号装置。
IPC (3件):
H04L 1/00 ,  H03M 13/12 ,  H04L 25/08

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