特許
J-GLOBAL ID:200903056087676383

液晶組成物及び液晶素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-337243
公開番号(公開出願番号):特開平10-176168
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 使用温度範囲が広く、配向性,高速応答性等に優れ、表示素子あるいは電気光学素子等の液晶素子に好適に用いられる反強誘電性液晶又はセル厚より螺旋ピッチの短い強誘電性液晶組成物を提供することである。【解決手段】 光学活性テトラヒドロピラン誘導体であるカイラル液晶成分と、二環フェニルピリミジン系エーテル化合物の少なくとも一種,並びに三環フェニルピリミジン系化合物及び三環フェニルピリジン系化合物からなる群より選ばれる少なくとも一種からなる母体液晶と、からなることを特徴とする液晶組成物。
請求項(抜粋):
(a)一般式(X)及び/又は(X')【化1】〔式中、Rfは炭素数1又は2のフルオロアルキル基を示し、R1 は炭素数3〜20の直鎖又は分岐鎖アルキル基を示し、R2 ,R3 及びR4 はそれぞれ独立に水素又は炭素数1〜15の直鎖又は分岐鎖アルキル基,炭素数2〜15のアルケニル基又は炭素数7〜10のアラルキル基を示し、X1 は-COO-,-OCO-,-O-又は単結合を示し、X2 は-COO-,-OCO-,-CH2 O-,-OCH2 -,-C≡C-又は単結合を示し、X3 は-COO-,-CH2 O-又は-O-を示し、X4 は-O-又は-OCO-を示し、*は不斉炭素を示し、A及びBはそれぞれ独立にハロゲン,シアノ基,含フッ素アルキル基で置換されていてもよい含六員環基を示し、nは0又は1を示す。〕で表される光学活性テトラヒドロピラン誘導体、(b)一般式(I)【化2】〔式中、k及びmはそれぞれ1〜15の整数を示す。〕で表される二環フェニルピリミジン系エーテル化合物の少なくとも一種、(c)一般式(II)【化3】〔式中、r及びsはそれぞれ1〜15の整数を示す。〕で表される三環フェニルピリミジン系化合物の少なくとも一種、及び(d)一般式(III)R5-D-COO-E-G-R6 ・・・(III)〔式中、Dは1,4-フェニレン基又はトランス-1,4-シクロヘキシレン基を示し、E及びGは1,4-フェニレン基又はピリジン-2,5-ジイル基を示し、EとGとが同一の基であることはない。また、R5は炭素数1〜18のアルキル基を示し、R6は炭素数1〜18のアルコキシ基又はアルコキシアルキル基を示す。〕で表される三環フェニルピリジン系化合物の少なくとも一種、を含有してなる組成物であって、(a)光学活性テトラヒドロピラン誘導体の割合が組成物全体の19〜70重量%であることを特徴とする液晶組成物。
IPC (3件):
C09K 19/46 ,  C09K 19/34 ,  G02F 1/13 500
FI (3件):
C09K 19/46 ,  C09K 19/34 ,  G02F 1/13 500

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