特許
J-GLOBAL ID:200903056091571081
オレフィン系重合体の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 喜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-213233
公開番号(公開出願番号):特開平6-032827
出願日: 1992年07月20日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 安価なモノマーだけを用いてHDPE〜L-LDPE、EPR等のオレフィン系重合体を同一装置を用いて製造することができる、生産性の高いオレフィン重合体の製造方法を提供する。【構成】 第一段階の反応工程において、特定の触媒の存在下、プロピレンを主原料とした重合を行ない、その後に、第二段階の反応工程において、第一段階の反応で得られた反応物、及び、特定の触媒の存在下、エチレンを主原料とした重合を行なう。
請求項(抜粋):
第一段階の反応工程(下記反応工程[I])で得られた反応物の存在下、第二段階の反応工程(下記反応工程[II]又は下記反応工程[III])を行なうことを特徴とするオレフィン系重合体の製造方法。反応工程[I]: 下記化合物(A)及び(B)を含有する触媒を用いて、プロピレンを、又は、プロピレンと他のオレフィンとを重合又は共重合してオレフィン系低重合体を形成する。(A)下記一般式で示される遷移金属化合物(R5 C5 )n MX4・n ...(I)[式中、R5 C5 は炭化水素置換シクロペンタジエニル基、Mはジルコニウム原子又はハフニウム原子、Xは水素原子、ハロゲン原子又は炭化水素基を示す。nは1〜4の整数を示す。5個のRは同一でも異なっていてもよい。n個のR5 C5 は同一でも異なっていてもよい。4-n個のXは同一でも異なっていてもよい。](B)この遷移金属化合物(A)から派生するカチオン種を安定に形成させることができるアニオン種を有する化合物反応工程[II]:遷移金属化合物(A ́)、この遷移金属化合物(A ́)から派生するカチオン種を安定に形成させることができるアニオン種を有する化合物(B ́)、及び必要に応じて有機アルミニウム化合物(C)を含有する触媒を用いて、エチレンを、又は、エチレンと他のオレフィンとを重合又は共重合する。反応工程[III]: チタン、マグネシウム及びハロゲンを含有するチタン系触媒成分(D)、並びに、有機アルミニウム化合物(C)を有する触媒を用いて、エチレンを、又はエチレンと他のオレフィンとを重合、又は共重合する。
IPC (2件):
C08F 10/00
, C08F 4/658 MFG
引用特許:
審査官引用 (4件)
-
特開昭63-230717
-
特開平1-118510
-
特開昭63-039905
前のページに戻る