特許
J-GLOBAL ID:200903056094002495

生産システムにおける設備履歴管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-269568
公開番号(公開出願番号):特開平9-108998
出願日: 1995年10月18日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 設備状態を共通コードで大まかに表示するとともに、個々の現象を個別コードとして表すことにより、伝送するデータ量の増大を招くことなく、かつ必要な情報の全てを集中管理する。【解決手段】 ホストシーケンサは、設備シーケンサPLC1〜30から出力された共通コードを定期的に監視し、共通コードが変化した時に当該共通コードに係累する個別コードを設備履歴データに含めて格納し、ラインホストコンピュータLHC1〜2は、ホストシーケンサHPLC1〜3が格納している設備履歴データ量を定期的に監視し、データ量が変化した時点で設備履歴データの増加分をホストシーケンサから読み出す。
請求項(抜粋):
生産ライン毎に配したラインホストコンピュータと当該生産ラインにおける作業区分毎に配したホストシーケンサとを接続して上位層のネットワークを形成し、各ホストシーケンサと当該作業区分において単位作業を担う設備シーケンサとを接続して下位層のネットワークを形成してなる多階層構造の生産システムにおいて、各設備シーケンサの配下における各設備の諸現象の状態を設備状態コード体系として表すに際し、設備の現在の稼働状態を表す稼働状態コードを設定し、稼働状態コードを、各設備に共通で設備の稼働状態を大まかにコードデータで表す共通コードと、各設備に固有で設備の個々の構成要素の現況をオン・オフの二値化した値としてビット列で表す個別コードとで構成し、設備シーケンサは、随時に現在の稼働状態に対応する稼働状態コードを生成して出力し、ホストシーケンサは、各設備シーケンサから出力された共通コードを配下の全設備シーケンサに関して定期的に監視し、各設備シーケンサの共通コードの継続する時間を積算し、共通コードが変化した時点で当該共通コードに対応する稼働状態が終了したとして、当該共通コードに係累する情報を共通コードのコードデータとともに設備履歴データとして拡張ファイルメモリに格納し、共通コードが異常値を示す場合に、当該共通コードに係る個別コードの中からオン状態のビットのアドレスを検出して当該情報を前記設備履歴データに含めて格納し、ラインホストコンピュータは、ホストシーケンサが格納している設備履歴データ量を定期的に監視し、前記データ量が変化した時点で設備履歴データの増加分をホストシーケンサから読み出すことを特徴とする生産システムにおける設備履歴管理方法。
IPC (4件):
B23Q 41/00 ,  G05B 19/02 ,  G05B 23/02 301 ,  G06F 17/60
FI (4件):
B23Q 41/00 G ,  G05B 19/02 T ,  G05B 23/02 301 V ,  G06F 15/21 R

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