特許
J-GLOBAL ID:200903056107211013

可視度計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285430
公開番号(公開出願番号):特開平7-140003
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】トンネル内で煤煙が存在する場合や霧中などの状況下で、可視度を計測可能にする。【構成】背景輝度測定部1は対象物の背景輝度を測定し、対象物輝度算出部2は背景輝度から対象物輝度を算出する。光幕輝度測定部3は対象物と観測者との間に発生する光幕輝度を測定し、透過率測定部4は光の透過率を測定する。背景見かけ輝度算出部5は背景輝度と光幕輝度と透過率とから背景の見かけの輝度を算出し、対象物見かけ輝度算出部6は対象物輝度と光幕輝度と透過率とから対象物の見かけの輝度を算出し、輝度差算出部7は見かけの輝度の輝度差ΔLを算出する。等価光幕輝度測定部9は観測者の眼の等価光幕輝度を、中心窩順応輝度測定部8は眼の中心窩順応輝度を測定し、輝度差弁別閾算出部10はこれらの輝度から観測者の眼の輝度差弁別閾ΔLminを算出する。可視度算出部11は輝度差ΔLと輝度差弁別閾ΔLminとから可視度を算出する。
請求項(抜粋):
対象物が存在すると仮定される位置の背景の輝度を測定する背景輝度測定部と、観測者と前記対象物との間に存在する光幕の輝度を測定する光幕輝度測定部と、前記観測者と前記対象物との間の光の透過率を測定する透過率測定部と、前記背景輝度測定部と前記光幕輝度測定部と前記透過率測定部とからの信号を入力し前記観測者から見た背景の見かけの輝度を算出する背景見かけ輝度算出部と、前記背景輝度測定部からの信号を入力し対象物の輝度を算出する対象物輝度算出部と、前記対象物輝度算出部と前記光幕輝度測定部と前記透過率測定部とからの信号を入力し観測者から見た対象物の見かけの輝度を算出する対象物見かけ輝度算出部と、前記背景見かけ輝度算出部と前記対象物見かけ輝度算出部とからの信号を入力し前記観測者から見た前記対象物と前記背景との輝度差を算出する輝度差算出部と、前記観測者の眼の等価光幕輝度を測定する等価光幕輝度測定部と、前記観測者の眼の中心窩が順応している輝度を測定する中心窩順応輝度測定部と、前記等価光幕輝度測定部と前記中心窩順応輝度測定部とからの信号を入力し観測者の眼の輝度差弁別閾を算出する輝度差弁別閾算出部と、前記輝度差算出部と前記輝度差弁別閾算出部とからの信号を入力し対象物の可視度を算出する可視度算出部とを備えたことを特徴とする可視度計測装置。
IPC (5件):
G01J 1/42 ,  G01J 1/00 ,  G01J 1/02 ,  G01J 1/60 ,  G01W 1/00

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