特許
J-GLOBAL ID:200903056116430747
蒸発器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-264671
公開番号(公開出願番号):特開平6-117727
出願日: 1992年10月02日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 蒸発流路80への冷媒の均一分配により熱交換性能を向上させると共に、蒸発流路80でのスーパヒートを抑えること。【構成】 蒸発器の入口に、膨張弁100から送られた気液二相状態の冷媒と、気化後の冷媒とを熱交換させる熱交換部20を設けると共に、各蒸発流路80の入口に絞り部60を設ける。膨張弁100から送られた気液二相状態の冷媒は、入口冷媒流路44を流れるときに、出口冷媒流路45を流れる低温の冷媒と熱交換して液化する。入口冷媒流路44を流出する液冷媒の一部はバイパス流路230を介して出口冷媒流路45を流れる冷媒と合流し、熱交換に供する。冷媒は各蒸発流路80に均一に分配されると共に絞り部60により減圧されて低温の気液二相状態となり、蒸発流路80で空気と熱交換して気化し等温膨張する。そして、熱交換部20の出口冷媒流路45を流れるときに、入口冷媒流路44の冷媒に加熱されて過熱蒸気となる。
請求項(抜粋):
冷媒を循環させる冷凍サイクルで第1減圧手段の下流に設けられる蒸発器において、上記減圧手段から流出された冷媒を導入して所定距離通過させる入口流路と、上記入口流路の下流端側から複数に分岐し、冷媒の蒸発領域となる複数の分岐流路と、上記入口流路及び分岐流路間を流れる冷媒の圧力を減ずる第2減圧手段と、上記各分岐流路の間にそれぞれ密着して設けられるフィンと、上記各分岐流路の下流端から流出した冷媒を所定距離通過させて送り出す出口流路と、前記第1減圧手段及び前記第2減圧手段間を流れる液冷媒の一部を、前記分岐流路を迂回して前記出口流路に導くバイパス流路と、このバイパス流路を流れる冷媒の圧力を減ずる第3減圧手段と、を備えると共に、上記入口流路と上記出口流路とを近接配置して、上記入口流路の冷媒と上記出口流路の冷媒とを熱交換させることを特徴とする蒸発器。
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