特許
J-GLOBAL ID:200903056132071552
容量可変型斜板式圧縮機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-094358
公開番号(公開出願番号):特開平6-307333
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】容量制御を円滑に行ない、かつ圧縮効率の低下や異音の不具合を解決できるとともに、容量変化に伴うトップクリアランスの変動幅をほとんど零に近いものとする。【構成・作用】ヒンジ機構Kは、ロータ10から突出する支持アーム12に設けられた取付孔12aと、この取付孔12aに前後方向へ揺動自在に装備され、ガイド孔15aが貫設された軸受15と、回転駆動体11と固着されガイド孔15aに直動可能に嵌挿されたガイドピン16とからなる。駆動軸9にはカム孔9aが貫設され、回転駆動体11はカム孔9aに案内される枢軸ピン22により傾動可能かつ軸方向に摺動可能に支持されている。カム孔9aのプロフィールによって最小容量時から最大容量時までのトップクリアランスの最上点が低下する。
請求項(抜粋):
クランク室、吸入室、吐出室及びこれらと接続されたシリンダボアが区画形成されるとともに、該各シリンダボアにはそれぞれピストンが往復動可能に収容され、ハウジングに支持された駆動軸には該クランク室内に位置するロータが同期回転可能に支持され、該ロータとの間にヒンジ機構を介して斜板が傾斜角変位可能に枢支され、該斜板と該ピストンとの間には該斜板の前後揺動運動を各該ピストンの往復動に変換する一対のシューが介装され、該クランク室内の圧力により該斜板の傾斜角を制御して吐出容量を変化するように構成するとともに、前記ヒンジ機構は、前記ロータから突出する支持アームに設けられた取付孔と、該取付孔に少なくとも前後方向へ揺動自在に装備され、ガイド孔が貫設された軸受と、前記斜板と固着され該ガイド孔に直動可能に嵌挿されたガイドピンとからなる容量可変型斜板式圧縮機において、前記駆動軸にはカム孔が貫設され、前記斜板は該カム孔に案内される枢軸ピンにより傾動可能かつ軸方向に摺動可能に支持されていることを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/08
, F04B 39/00 107
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