特許
J-GLOBAL ID:200903056146151389

初期補正係数演算装置およびこれを利用した装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-058039
公開番号(公開出願番号):特開平9-249010
出願日: 1996年03月14日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【解決手段】試験的な直線惰性走行時に初期化スイッチが操作されたことに応答して、タイヤの回転周波数が検出される。当該回転周波数に基づいて初期補正係数が求められる。当該初期補正係数はE2 PROMに保存される。通常走行時、当該初期補正係数に基づいて回転周波数が初期補正される(S2)。また、初期補正後の回転周波数に基づいてスリップ率が計算される(S3)。タイヤの空気圧低下を検出するために必要な判定値は、スリップ率などに基づいて補正される(S9)。【効果】各タイヤの有効ころがり半径の相対差だけを表した初期補正係数を取得できる。したがって、回転周波数から初期差異を高精度に排除できる。スリップ率の計算は、実際に検出され、かつ初期差異が排除された回転周波数に基づいて行われる。その結果、どのような摩擦係数の路面でも、正確なスリップ率を得ることができる。そのため、判定値を正確に補正できる。
請求項(抜粋):
車両に装着されたタイヤの回転周波数を検出する回転周波数検出手段の出力を補正するための補正係数を演算する装置であって、車両が直線を惰性走行しているときの上記回転周波数検出手段の出力を取り込む手段と、上記取り込まれた回転周波数検出手段の出力に基づき、タイヤの初期差異による有効ころがり半径の相対的な差が回転周波数に及ぼす影響を排除するための初期補正係数を求める手段とを含むことを特徴とする初期補正係数演算装置。
IPC (2件):
B60C 23/06 ,  G01M 17/02
FI (2件):
B60C 23/06 A ,  G01M 17/02 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • タイヤ空気圧検知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-286725   出願人:日本電装株式会社
  • 車輪特性値推定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-006203   出願人:トヨタ自動車株式会社, 日本電装株式会社, 株式会社豊田中央研究所
  • 車両の車輪減圧判定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-262684   出願人:本田技研工業株式会社

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