特許
J-GLOBAL ID:200903056146454349

ロックアップ機構の故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-312099
公開番号(公開出願番号):特開平7-167287
出願日: 1993年12月13日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】簡単な構成でロックアップ機構の故障を高精度に診断することができるロックアップ機構の故障診断装置を提供する。【構成】4速確定でロックアップソレノイド20にロックアップクラッチ19の締結信号が送られる領域で、なおかつロックアップクラッチ19を切離すればトルクコンバータ10の入力軸11と出力軸15との間で所定の滑り率が生じる所定の運転領域を、車速VSPとスロットル弁開度TVOに基づいて検出し、該運転領域においてロックアップソレノイド20にロックアップクラッチ19の締結信号が送られているにも拘わらず、前記所定範囲内の滑り率が生じている場合には、ロックアップ機構が故障していると診断するようにした。これにより、高価なギア位置センサ等を設けなくても、ロックアップ機構の故障を診断することができる。
請求項(抜粋):
機関の出力軸に連結される車両用トルクコンバータ付自動変速機に備えられるトルクコンバータの入力軸と出力軸とを機械的に連結するロックアップ機構の故障診断装置であって、車速を検出する車速検出手段と、機関負荷を検出する機関負荷検出手段と、車速と機関負荷とに基づいて所定の車両運転領域を検出する運転領域検出手段と、トルクコンバータの入力軸の回転速度を検出する入力軸回転速度検出手段と、前記運転領域検出手段により検出された所定の車両運転領域に基づいてトルクコンバータの出力軸の回転速度を検出する出力軸回転速度検出手段と、トルクコンバータの入力軸の回転速度とトルクコンバータの出力軸の回転速度とに基づいてトルクコンバータの滑り状態を演算する滑り状態演算手段と、ロックアップ機構への締結・解除指示状態を検出する締結・解除指示状態検出手段と、前記所定の車両運転領域と、前記ロックアップ機構への締結・解除指示状態と、前記滑り状態と、に基づいてロックアップ機構の故障を診断する故障診断手段と、を備えたことを特徴とするロックアップ機構の故障診断装置。
IPC (4件):
F16H 61/14 ,  F16H 61/12 ,  F16H 59:46 ,  F16H 59:68
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-300461
  • 特開平2-176265
  • 特開平2-097764

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