特許
J-GLOBAL ID:200903056148047007

通信品質の試験システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-337127
公開番号(公開出願番号):特開平9-181822
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 通信回線の伝送品質を比較的簡単かつ経済的に測定することができる通信品質の試験システムを提供する。【解決手段】 試験装置50が試験用データTsをデータ送受信部51から発信側モデム60を介して測定回線70に送信すると、この試験用データTsは着信側モデム100で受信され、該着信側モデム100から折り返し伝送後の試験データTrとして測定回線70に再度折り返し伝送され、発信側モデム60を介して試験装置50のデータ送受信部51で受信される。データ送受信部51で受信された折り返し伝送後の試験データTrは演算部52で試験用データTsと比較され、この比較結果に基づいて測定回線70の伝送品質が算出され、出力部55に表示される。
請求項(抜粋):
アナログ通信回線の伝送品質を測定する通信品質の試験システムであって、アナログ通信回線の一端に第1の変復調装置を介して試験装置を接続し、他端に呼出信号を検出して自動応答するとともに受信データの伝送速度と同じ通信速度で折り返し送信するように設定された第2の変復調装置を接続し、前記第1の変復調装置を介して前記試験装置から指示された通信条件で試験用データを前記アナログ通信回線に送出し、前記試験装置は、前記試験用データを前記第1の変復調装置に送出するとともに、該試験用データが前記第2の変復調装置からアナログ通信回線を介して折り返し伝送された折り返し伝送後の試験データを前記第1の変復調装置を介して受信する試験データ送受信部と、前記試験用データと前記折り返し伝送後の試験データとを比較し、前記アナログ通信回線の伝送品質を算出する演算部と、前記通信条件および発信先電話番号として前記第2の変復調装置に付与された電話番号を含む試験関連データを記憶した記憶部と、前記演算部で算出した前記アナログ通信回線の伝送品質を表示する表示部とを有することを特徴とする通信品質の試験システム。

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