特許
J-GLOBAL ID:200903056150193975

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-017426
公開番号(公開出願番号):特開平6-229636
出願日: 1993年02月04日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】冷媒圧縮機の作動停止時における蒸発器の温度上昇を防止し、動力損失の低減を図る。【構成】クランク室11と吸入室12及び吐出室13とを連通する逃がし通路14及び供給通路15を介してクランク室11の圧力を変化させることにより吐出容量を制御し、その圧縮機の作動停止時に供給通路18に配設された制御弁19を開放して最小吐出容量状態で停止させるように構成した冷媒圧縮機1と、凝縮器2と、膨張弁3と蒸発器4とからなる車両空調装置において、吐出室13と凝縮器2とを接続する通路上に凝縮器2より吐出室13への冷媒ガスの流れを阻止する逆止弁5を設ける。さらに、吸入室12と蒸発器4とを接続する通路上に吸入室12より蒸発器4への冷媒ガスの流れを阻止する第2逆止弁を設ければ、冷媒圧縮機1の最小吐出容量状態への移行をより確実にできる。
請求項(抜粋):
冷媒圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器からなる冷凍回路を備え、前記冷媒圧縮機は、クランク室内を貫通してハウジングに回転自在に支承された駆動軸と、前記クランク室内で前記駆動軸と共動する斜板に連係されてボア内を直動するピストンと、該ピストンの直動を介して前記ボアと選択的に連通する吸入室及び吐出室とを備え、前記クランク室と前記吸入室及び吐出室とを連通する逃がし通路及び供給通路を介してクランク室圧力を変化させることにより前記斜板の傾斜角とともにピストンストロークを調節して吐出容量を制御し、その圧縮機の作動停止時に前記供給通路に配設された制御弁を開放して最小吐出容量状態で停止させるように構成されている車両用空調装置において、前記冷媒圧縮器の吐出室と前記凝縮器とを接続する通路上には、前記凝縮室より前記吐出室への冷媒ガスの流れを阻止する逆止弁が設けられていることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (4件):
F25B 1/00 361 ,  F25B 1/00 341 ,  F25B 1/00 351 ,  F04B 21/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-257777
  • 特開平1-210761

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