特許
J-GLOBAL ID:200903056150266999

オルガノポリシロキサンエマルジョンの連続的製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-245574
公開番号(公開出願番号):特開平9-067442
出願日: 1995年08月30日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【目的】 加圧下にすることなく低駆動力で均質性および保存安定性に優れたオルガノポリシロキサンエマルジョンを連続的に大量生産することのできる方法を提供する。【構成】 下記(I)工程および(II)工程からなるオルガノポリシロキサンエマルジョンの連続的製造方法。(I)軸方向視で半径方向に対し斜めに傾斜した羽根を持つタービン型ローターとステーターとからなる第1段目の剪断撹拌機構と、軸方向に対し螺旋状に湾曲した羽根を持つタービン型ローターとステーターとからなる第2段目の剪断撹拌機構を配置した混合装置に、(a)液状または生ゴム状のオルガノポリシロキサンと(b)乳化剤と(c)水を連続供給し、オルガノポリシロキサン含有量が10〜99重量%の水中オルガノポリシロキサンエマルジョンとして吐出する工程。(II)(I)工程で得られたエマルジョンと希釈用としての水を上記工程(I)と同様な混合装置に導入し、混合する工程。
請求項(抜粋):
下記(I)工程および(II)工程からなることを特徴とするオルガノポリシロキサンエマルジョンの連続的製造方法。(I)筒状ケーシングの供給口と吐出口との間のケーシング内に、軸方向視で半径方向に対し斜めに傾斜した羽根を持つタービン型ローターと、該ローター外周に配置したステーターとからなる第1段目の剪断撹拌機構と、軸方向に対し螺旋状に湾曲した羽根を持つタービン型ローターと、該ローター外周に配置したステーターとからなる第2段目の剪断撹拌機構との少なくとも2組を原料供給方向に直列且つ機構相互間に緩和域を介して配置した混合装置の前記供給口に、原料の(a)液状または生ゴム状のオルガノポリシロキサンと(b)乳化剤と(c)水を連続供給し、これら原料に前記第1段目の剪断撹拌機構により主として吸入作用と剪断速度100/秒以上の剪断作用を与え、次いで前記緩和域を経たのち前記第2段目の剪断撹拌機構により主として位相の反転または回転作用と剪断速度100/秒以上の剪断作用を与えて、前記吐出口からオルガノポリシロキサン含有量が10〜99重量%の水中オルガノポリシロキサンエマルジョンとして吐出する工程。(II)続いて、前記(I)工程で得られた水中オルガノポリシロキサンのエマルジョンと希釈用としての水を、筒状ケーシングの供給口と吐出口との間のケーシング内に、軸方向視で半径方向に対し斜めに傾斜した羽根を持つタービン型ローターと、該ローター外周に配置したステーターとからなる第1段目の剪断撹拌機構と、軸方向に対し螺旋状に湾曲した羽根を持つタービン型ローターと、該ローター外周に配置したステーターとからなる第2段目の剪断撹拌機構との少なくとも2組を原料供給方向に直列且つ機構相互間に緩和域を介して配置した混合装置の筒状ケーシングの供給口に連続的に供給し、これら原料に前記第1段目の剪断撹拌機構により主として吸入作用と剪断速度100/秒以上の剪断作用を与え、次いで前記緩和域を経たのち前記第2段目の剪断撹拌機構により主として位相の反転または回転作用と剪断速度100/秒以上の剪断作用を与えて、該筒状ケーシングの吐出口から水で希釈された水中オルガノポリシロキサンのエマルジョンとして吐出する工程。
IPC (3件):
C08J 3/03 CFH ,  C08J 3/075 CFH ,  C08L 83:04

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