特許
J-GLOBAL ID:200903056162534468

無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-082289
公開番号(公開出願番号):特開平7-273734
出願日: 1994年03月28日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明はシステムの高安定化を図ると共に子局の送信中の通信品質劣化を防止し、また子局が受信の同期がとれてから送信を開始するまでの時間を短縮し得る無線通信システムを提供することを目的とする。【構成】 親局10から子局30に対してはデータを基準クロックのタイミングに基づき時分割多重して連続波で送信し、子局30から親局10に対しては送信情報を断続的なバースト信号として時分割送信する。再生クロックaは親局10の基準クロックを再生したものであり、再生クロックaに基づいて生成される制御電圧により制御される局部発振器324の出力搬送波基準信号dはすべての子局で同じとなる。周波数制御回路323は送信機32がバースト信号を送信中の時は、ロジック回路33よりの制御停止信号bにより、局部発振器324の制御を一時的に停止し、送信中に送信周波数が変化することを防止する。
請求項(抜粋):
親局から複数の全子局に対してはデータを基準クロックのタイミングに基づき時分割多重して連続波で送信し、該複数の子局の各々から該親局に対しては送信情報を断続的なバースト信号として時分割送信する無線通信システムにおいて、前記複数の子局のそれぞれは、前記親局よりの送信信号を受信し、その受信信号から前記基準クロックを再生する基準クロック再生手段と、送信する前記バースト信号の搬送波基準信号を発生すると共に、制御信号により該搬送波基準信号周波数が可変される可変周波数発生手段と、前記基準クロック再生手段により再生された基準クロックと、該可変周波数発生手段よりの搬送波基準信号の周波数差を検出し、該周波数差が一定値以下となるように該可変周波数発生手段を制御すると共に、該周波数差が該一定値以下となった時に送信を許可する周波数制御手段と、該周波数制御手段による該送信許可を受けてから送信情報で前記搬送波基準信号を変調して得た変調波を前記バースト信号として送信する送信手段と、該送信手段による該バースト信号送信中は前記周波数制御手段による前記可変周波数発生手段の制御を強制的に停止し、該可変周波数発生手段より一定周波数を出力させる制御停止手段とを備えることを特徴とする無線通信システム。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-188440
  • 特開平4-326826
  • 特開昭63-238722

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