特許
J-GLOBAL ID:200903056176868121

熱変色性ボールペン

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-263762
公開番号(公開出願番号):特開2009-090559
出願日: 2007年10月09日
公開日(公表日): 2009年04月30日
要約:
【課題】ボール受け座後方のボールペンチップ内における熱変色性インキの流動性を向上させ、筆跡の途切れや、筆跡濃度の低下の発生を防止する。【解決手段】前端に回転可能にボール31を抱持したボールペンチップ2と、前端に前記ボールペンチップ2を備え且つ後端が開口したインキ収容部6とからなる。インキ収容部6の内部に、熱変色性インキ8と追従体9とを収容する。ボールペンチップ2が、直円筒状の小径部3と、直円筒状の大径部4と、小径部3と大径部4とを接続するテーパ部5とからなる。ボール31の後方に、ボール31を前方に付勢するスプリング7を配置する。小径部3のボール受け座33後方の内径Bのボール外径Aに対する比が1.01〜1.15である。大径部4の内径Cのボール外径Aに対する比が1.2〜3.0である。ボール受け座33から小径部3後端までの軸方向の長さLが3mm以下である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
前端に回転可能にボールを抱持したボールペンチップと、前端に前記ボールペンチップを備え且つ後端が開口したインキ収容部とからなり、前記インキ収容部の内部に、熱変色性インキと、前記熱変色性インキの後端に配置され且つ前記熱変色性インキの消費に伴って前進する追従体とを収容してなる熱変色性ボールペンであって、 前記熱変色性インキは、平均粒子径0.5μm〜5μmの熱変色性顔料が水性媒体中に分散され、粘度が40mPa・s〜160mPa・s(EM型回転粘度計による回転数100rpm、25°Cでの値)に設定され、高温側変色点が25°C〜95°Cに設定され、 前記ボールペンチップが、直円筒状の小径部と、直円筒状の大径部と、前記小径部と前記大径部とを接続するテーパ部とからなり、 前記小径部の前端部に、内向きの前端縁部と、内方への押圧変形により形成した内方突起よりなるボール受け座とを形成し、 前記ボールの後方に、ボールを前方に付勢するスプリングを配置し、前記スプリングが、前記ボール受け座のインキ通路を貫通し且つ前端がボールの後面に接触するロッド部と、前記ロッド部の後端に一体に連設されるコイル部とからなり、 前記ボールの外径Aが0.3mm〜0.7mmであり、 前記ボールの軸方向の移動可能量が、10μm〜60μmであり、 前記ボールの径方向の移動可能量が、10μm〜60μmであり、 前記小径部のボール受け座後方の内径Bのボール外径Aに対する比(B/A)が、1.01〜1.15であり、 前記大径部の内径Cのボール外径Aに対する比(C/A)が、1.2〜3.0であり、 前記ボール受け座から小径部後端までの軸方向の長さLが、3mm以下であることを特徴とする熱変色性ボールペン。
IPC (8件):
B43K 7/00 ,  B43K 8/02 ,  B43K 7/02 ,  B43K 1/08 ,  B43K 29/00 ,  B43K 29/02 ,  B43L 19/00 ,  C09D 11/18
FI (9件):
B43K7/00 ,  B43K8/02 F ,  B43K7/02 B ,  B43K1/08 Z ,  B43K29/00 Z ,  B43K29/02 Z ,  B43L19/00 B ,  B43L19/00 C ,  C09D11/18
Fターム (14件):
2C350GA03 ,  2C350HA09 ,  2C350HA10 ,  2C350HA11 ,  2C350NA10 ,  2C350NA19 ,  2C350NA21 ,  2C350NA23 ,  2C350NC01 ,  2C350NC21 ,  4J039BE01 ,  4J039CA06 ,  4J039EA29 ,  4J039GA27
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3718752号公報

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