特許
J-GLOBAL ID:200903056185046673

既設トンネルと新設トンネルの接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-083110
公開番号(公開出願番号):特開平10-280860
出願日: 1997年04月01日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 既設トンネルと新設トンネルの接合部での力の伝達をスムーズに行えるようにする。【解決手段】 新設トンネル1の断面と既設トンネル2の断面を含む扁平半円状のトンネル断面の覆工コンクリートとして、既設覆工コンクリート25をそのまま残し、その残留覆工コンクリート25の端部25aに新設の本設支保構造体の端部を突き合わせ接合する際に、新設の鋼製支保工20の端部20aの軸力を直接受ける既設覆工コンクリート背面地山を吹付けコンクリート工11で改良強化し、既設鋼製支保工10の端部と新設鋼製支保工20の端部に部材端力分散用プレート15、16を取り付け、新設鋼製支保工20の端部を吹付けコンクリート12で根固めし、既設覆工コンクリート10の端部に突き合わせるように、新設トンネル2側の覆工コンクリート5を打設して、その打継面の処理を行う。
請求項(抜粋):
既設トンネルの側部に新設トンネルが斜めに交差合流する合流区間で、新設トンネル断面と既設トンネル断面を含む扁平半円状のトンネル断面を形成し、その新たに形成した扁平半円状のトンネル断面の既設トンネル側の覆工コンクリートとして、既設トンネルの新設トンネルと反対側の覆工コンクリートをそのまま残し、その残留覆工コンクリートの端部に新設の本設支保構造体の端部を突き合わせ接合する方法であって、次の(a)〜(d)工程を備えることを特徴とする既設トンネルと新設トンネルの接合方法。(a)既設トンネル側の覆工コンクリートの不要部の解体・撤去時に、新設の鋼製支保工の端部の軸力を直接受ける既設覆工コンクリート背面地山を改良強化する工程。(b)既設トンネルの鋼製支保工を切断後、その端部に部材端力分散用プレートを取り付ける工程。(c)新設トンネル側より既設トンネル側へ新設の鋼製支保工を延長し、その端部に取り付けた部材端力分散用プレートを含めて鋼製支保工の端部を吹付けコンクリートで根固めし、吹付けコンクリートと一体構造にする工程。(d)既設の残留覆工コンクリートの端部に突き合わせるように、新設トンネル側の覆工コンクリートを打設し、その打継面の処理を行う工程。
IPC (3件):
E21D 9/00 ,  E21D 11/40 ,  E21D 13/02
FI (3件):
E21D 9/00 B ,  E21D 11/40 A ,  E21D 13/02

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