特許
J-GLOBAL ID:200903056192275696

温度補償型水晶発振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-153434
公開番号(公開出願番号):特開平5-347513
出願日: 1992年06月12日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】 周波数偏差が許容値を超えない小型の水晶発振器を提供する。【構成】 ATカット水晶振動子11を含む水晶発振回路55の近傍に温度センサ50を配し、その検出温度を温度符号化回路51にてデジタル温度データに変換する。補正値信号発生回路52では、この温度データに基づいて所定レベルのデジタル補正値信号をV-C変換回路56に出力するが、図示しない出力平滑回路でその出力レベルを平滑化する。V-C変換回路56ではこの補正値信号に基づいて水晶発振回路55の発振周波数を順次補正する。【効果】 量子化ビット数を低減した場合に生じるジッタや周波数急変等が抑制されるので、データ長の短縮化、記憶デバイスの容量節約が図れる。
請求項(抜粋):
温度変化に伴いその周波数が変化するATカット水晶振動子を含む水晶発振回路と、前記水晶振動子近傍の温度を検出する温度センサと、検出温度をデジタル温度データに変換する温度符号化回路と、該温度データに対応する所定信号レベルのデジタル補正値信号を生成する補正値信号発生回路と、前記補正値信号に基づいて前記水晶発振回路の発振周波数を補正する発振周波数補正手段と、前記温度データ及び補正値信号の処理タイミングを制御するタイミング制御手段とを備えてなる温度補償型水晶発振器において、前記補正値信号発生回路の出力段に、補正値信号出力開始時の信号レベルを平滑化する出力平滑回路を設けたことを特徴とする温度補償型水晶発振器。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-093905
  • 特開昭62-235807

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