特許
J-GLOBAL ID:200903056195450200

エンジン排熱利用吸収式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-256735
公開番号(公開出願番号):特開平8-121911
出願日: 1994年10月21日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 操作者による定期的な抽気操作を廃止し、且つ抽気装置26のコストの上昇を抑えるようにする。【構成】 冷媒吸収器24内の不凝縮ガスを吸引するエゼクタ41と、吸引された不凝縮ガスを蒸気冷媒や希溶液より分離する気液分離器42と、分離した不凝縮ガスを溜めるストレージタンク43と、このストレージタンク43とエンジン2の吸気管4を接続する不凝縮ガス抽気管52と、ストレージタンク43の上方に設けたパラジウムセル44とから単効用吸収式冷凍サイクル3の抽気装置26を構成した。そして、ストレージタンク43内に不凝縮ガスが溜りストレージタンク43内の内圧が吸気管負圧より高くなった時に不凝縮ガスが排出されるようにした。また、パラジウムセル44をエンジン2の排気排熱を利用して加熱することにより質の高い電力を利用することなく、水素ガスの放出作用を促進させるようにした。
請求項(抜粋):
燃料と空気を吸い込む吸気管を有し、運転により排熱を生じるエンジンと、加熱源として前記エンジンの排熱を利用する再生器、この再生器で発生した冷媒を凝縮させる冷媒凝縮器、この冷媒凝縮器で凝縮した冷媒を蒸発させる冷媒蒸発器、この冷媒蒸発器で蒸発した冷媒を吸収溶液に吸収させる冷媒吸収器、および不凝縮ガスを抽気する抽気装置を管路で接続してなる吸収式冷凍サイクルとを備えたエンジン排熱利用吸収式冷凍機において、前記抽気装置は、前記吸収式冷凍サイクル内の蒸気冷媒と不凝縮ガスを吸引する吸引手段、この吸引手段で吸引された蒸気冷媒を吸収溶液に吸収し、その蒸気冷媒を吸収した吸収溶液と不凝縮ガスとを分離する気液分離手段、およびこの気液分離手段で分離した不凝縮ガスを前記エンジンの吸気管負圧を利用して前記吸収式冷凍サイクルから吸引除去する除去手段を有することを特徴とするエンジン排熱利用吸収式冷凍機。
IPC (3件):
F25B 43/04 ,  F25B 15/00 303 ,  F25B 27/02

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