特許
J-GLOBAL ID:200903056218376526

同期再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早瀬 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-216510
公開番号(公開出願番号):特開平10-066069
出願日: 1996年08月19日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 再生映像信号と再生音声信号の同期ずれが発生しても、良好な状態で映像信号と音声信号の同期再生を回復することのできる同期再生装置を得る。【解決手段】 システム多重化分離手段101にて多重化ビットストリームから分離された映像データは映像信号復号化手段102にて,音声データは音声信号復号化手段103にて復号化される。映像表示時刻比較手段106,及び音声表示時刻比較手段107にて、映像,及び音声フレームの表示時刻と内部時計104の時刻との差分を求め、該差分値と誤差許容範囲との比較を行う。比較結果に応じて、映像制御手段108は映像信号復号化手段102を,音声制御手段109は音声信号復号化手段103を制御する。選択手段105は本同期再生装置の状態に応じて適応的に、システム時刻115,映像表示時刻113,音声表示時刻114のいずれかを選択し、その時刻を用いて内部時計104を更新する。
請求項(抜粋):
再生映像信号の基本単位である映像フレームを符号化した映像符号化データと、該映像フレームの再生映像信号を出力すべき時刻を示す映像表示時刻のデータと、再生音声信号の基本単位である音声フレームを符号化した音声符号化データと、該音声フレームの再生音声信号を出力すべき時刻を示す音声表示時刻のデータと、システム時刻のデータと、がパケット化された多重化ビットストリームを入力とし、上記多重化ビットストリームから上記映像符号化データ,上記音声符号化データ,上記映像表示時刻データ,上記音声表示時刻データ,上記システム時刻データを分離するシステム多重化分離手段と、上記映像符号化データを復号化し、再生映像信号を得る映像信号復号化手段と、上記音声符号化データを復号化し、再生音声信号を得る音声信号復号化手段とを備え、映像信号と音声信号を同期させながら再生する同期再生装置であって、再生映像信号と再生音声信号の出力を開始する起動動作時は、上記システム多重化分離手段により上記多重化ビットストリームから分離された上記システム時刻を選択し、起動動作の後の、再生映像信号と再生音声信号の出力を連続的に行う通常動作時は、上記システム多重化分離手段により上記多重化ビットストリームから分離された上記音声表示時刻を選択する選択手段と、上記起動動作時には、上記選択手段が出力する上記システム時刻を参照して自身の時刻を設定し、上記通常動作時には、上記選択手段が出力する上記音声表示時刻を参照して自身の時刻を設定し、連続した基準時刻を発生する内部時計と、上記起動動作時,及び上記通常動作時には、上記映像表示時刻と上記内部時計の時刻との差分値を求め、該差分値を映像表示時刻誤差として出力する映像表示時刻比較手段と、上記起動動作時,及び上記通常動作時には、上記音声表示時刻と上記内部時計の時刻との差分値を求め、該差分値を音声表示時刻誤差として出力する音声表示時刻比較手段と、上記起動動作時には、上記映像表示時刻誤差が所定の範囲THmin(VS)〜THmax(VS)内に収まったときに、上記再生映像信号の出力を開始するよう、上記映像信号復号化手段を制御し、上記通常動作時には、上記映像表示時刻誤差が所定の範囲THmin(VM)〜THmax(VM)内に収まるように、上記再生映像信号の出力を早めるか,遅らせるかして、上記映像信号復号化手段を制御する映像制御手段と、上記起動動作時には、上記音声表示時刻誤差が所定の範囲THmin(AS)〜THmax(AS)内に収まったときに、上記再生音声信号の出力を開始するよう、上記音声信号復号化手段を制御し、上記通常動作時には、上記映像表示時刻誤差が所定の範囲THmin(AM)〜THmax(AM)内に収まるように、上記再生音声信号の出力を早めるか,遅らせるかして、上記音声信号復号化手段を制御する音声制御手段と、を具備することを特徴とする同期再生装置。
IPC (4件):
H04N 7/24 ,  H04N 5/073 ,  H04N 7/08 ,  H04N 7/081
FI (3件):
H04N 7/13 Z ,  H04N 5/073 A ,  H04N 7/08 101

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