特許

J-GLOBAL ID：200903056228426513

一体成形のロッカー付ドウエルおよびその成型方法

発明者： フランク バーネット ,  ジャン-ポール バーソメウフ
出願人/特許権者： ソシエテ ドゥ プロスペクチオン エ ディンベンチオンス テクニックス スピット
代理人 (1件)： 福田 武通 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-333888
公開番号（公開出願番号）：特開平5-306705
出願日： 1992年11月20日
公開日（公表日）： 1993年11月19日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 プラスターが砕け難く、ボード層が損傷され難いドウエル及びその成形方法を提供する。【構成】 このドウエルは、2個のアーム4を備える本体1と、ロッカー2と、ロッカーの一時保持手段とから成る。アーム4は、溝9とボア7とを有し、ロッカー2は溝9に装着されたピン10により回転摺動し、さらに、ねじの一端と協働してドウエルがアーム4に整合し壁に挿入された位置からアーム4に直角の方向に傾斜する位置までロッカー2を回動させる傾斜面と、傾斜した位置においてねじと協働してロッカー2をアーム4に直角な方向に固定位置まで摺動させるオリフィスとを有し、ロッカーの一時的保持手段は、ロッカー2を挿入位置においアーム4間に一時的に保持すると共に、ねじの挿入により剪断されることにより壁に部品を固定するためのロッカー付ダウエルとなる。又本体1とロッカー2とは射出成形材料を用い同時成形の成形方法が適用される。

請求項（抜粋）：

ほゞ環状の長手方向の長い2個のアーム(4)と、ロッカー(2)と、該ロッカーを一時的に保持する手段(19)とから成り前記アームは夫々溝(9)と、前記アームの間に開口しねじ(22)がドウエルと部品とを挿通するボア(7)とを有し、前記ロッカーは前記アームの溝(9)に装着されてピン(10)により回転摺動し、該ロッカーはさらに前記ねじ(22)の一端と協同して前記ドウエルが前記アームに整合し壁に挿入された位置から前記アームに直角の方向に傾斜する位置まで前記ロッカーを回動させる傾斜面(12)と、前記傾斜した位置において前記ねじ(22)と協同して前記ロッカーを前記アームに直角な方向に固定位置まで摺動させるオリフィス(20)とを有し、前記手段(19)は前記ロッカーを挿入位置において前記アームの間に一時的に保持すると共に前記ねじ(22)の挿入により剪断されることにより壁に部品を固定するためのロッカー付ドウエルを成型する方法において、前記体部(1)とロッカー(2)とは射出成型材料により同時に成型されることを特徴とする成型方法。

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 特開昭55-036665