特許
J-GLOBAL ID:200903056233083780

毛管および毛管保持機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 宣行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-501757
公開番号(公開出願番号):特表平8-500188
出願日: 1994年04月25日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】毛管および毛管保持機構は第および第2の端部ホルダ(32,36)を有する毛管組立体(20)を含む。第1および第2の端部ホルダ(32,36)は第1および第2の保持具(22,24)により受け入れられるように適合されている。第1の端部ホルダ(32)は突出部(48,50)を含み、また、第1の端部保持具は突出部を受け入れるクリップを含む。第2の端部ホルダは相対する凹部を含み、第2の保持具は、第2の端部ホルダを保持するために凹部内に受け入れられる光学ケーブルを受け入れるように適合されている。第2の端部保持具により保持されたロックが、光学ケーブルを保持すべく光学ケーブルの溝と共同する。
請求項(抜粋):
1 毛管と、前記毛管の第1の端部の近傍に固定された第1のホルダであって前記第1の端部の近傍で前記毛管の一部を保持する本体と、前記本体の相対する側部に突出部を有する第1のホルダと、前記毛管の第2の端部の近傍に固定された第2のホルダであって前記第2の端部の近傍で前記毛管の一部を保持する本体と、前記本体の相対する側部に形成された、前記毛管の一部を露出する窓とを有する第2のホルダとを含む、毛管組立体。2 前記突出部が円筒形状でありかつ同軸に整列されている、請求項1に記載の毛管組立体。3 前記第1のホルダが、さらに、前記毛管の第1の端部の近傍の円筒状部と、前記毛管の第1の端部から間隔をおかれた平坦部であって端部と、該端部から突出する複数のストップとを有する平坦部とを含む、請求項2に記載の毛管組立体。4 前記突出部が前記平坦部から突出し、前記突出部と前記ストップとが、これらの間に、ユーザーの指先間で把持されるに十分な寸法に定められた領域を規定する、請求項3に記載の毛管組立体。5 約25ミクロンないし約75ミクロン間の内径と、第1の解放端部および第2の解放端部とを有する毛管と、前記毛管の第1の端部の近傍に固定された第1のホルダであって前記第1の端部の近傍で前記毛管の一部を保持する本体と、相対する側部を有する平坦部と、前記平坦部の相対する側部上の円筒状突出部とを備える第1のホルダと、前記毛管の第2の端部の近傍に固定された第2のホルダであって前記第2の端部の近傍で前記毛管の一部を保持する本体と、前記本体の相対する側部に形成された窓であって前記毛管の一部を露出し、前記毛管の露出された一部が光エネルギに対して本質的に透明である複数の壁を有する、窓とを備える第2のホルダとを含む、毛管組立体。6 前記第1のホルダが、さらに、前記毛管の第1の端部の近傍の円筒状部と、前記円筒状部に近接する縁および該縁に形成された位置決め手段とを有する平坦部とを含む、請求項5に記載の毛管組立体。7 前記位置決め手段が前記平坦部の縁に形成された切り欠きを含む、請求項6に記載の毛管組立体。8 前記位置決め手段が前記平坦部の縁に形成された突起を含む、請求項6に記載の毛管組立体。9 前記第2のホルダが、前記毛管の第2の端部の近傍の出口円筒状部と、第2のホルダ平坦部であって前記出口円筒状部の近傍の縁および前記第2のホルダ平坦部の縁の近傍に形成された位置決め手段を有する第2のホルダ平坦部とを含む、請求項6に記載の毛管組立体。10 前記第2のホルダの位置決め手段が前記第2のホルダの本体に形成された切り欠きを含む、請求項9に記載の毛管組立体。11 前記第2のホルダの位置決め手段が前記第2のホルダの本体に形成された突起を含む、請求項10に記載の毛管組立体。12 前記第1のホルダが、さらに、前記毛管の第1の端部の近傍の円筒状部を含み、前記平坦部が前記円筒状部に近接する縁と、前記平坦部の縁に形成された位置決め手段とを含み、また、前記第2のホルダが前記毛管の第2の端部の近傍の出口円筒状部と、第2のホルダ平坦部とを含み、前記第2のホルダ平坦部が前記出口円筒状部の近傍の縁と、前記第2のホルダ平坦部の縁の近傍に形成された位置決め手段とを含む、請求項5に記載の毛管組立体。13 前記第1および第2のホルダの位置決め手段が各本体に形成された切り欠きを含む、請求項12に記載の毛管組立体。14 第1の解放端部および第2の解放端部を有する毛管であって外部コーティング面と、前記毛管を貫通する光学通路を規定するように前記コーティング面の相対する側部に形成された窓とを有する毛管と、前記毛管の第1の端部の近傍に固定された第1のホルダであって前記第1の端部の近傍の前記毛管の一部を保持する本体と、相対する側部および該相対する側部上の円筒状突出部を有する平坦部とを含む第1のホルダと、前記毛管の第2の端部の近傍に固定された第2のホルダであって前記第2の端部の近傍の前記毛管の一部を保持し、前記毛管の窓を露出する開口を規定する本体を有する第2のホルダとを含む、毛管組立体。15 光ファイバーを保持しかつ縮小された部分を規定する端部バレルを有する光学ケーブルに有用な毛管保持機構であって、毛管と、前記毛管の第1の端部の近傍に固定され前記第1の端部の近傍の前記毛管の一部を保持する本体と、前記本体の相対する側部上の突出部とを有する第1のホルダと、前記毛管の第2の端部の近傍に固定され、相対する側部を有する平たい本体部分を有しかつ前記第2の端部の近傍の前記毛管の一部を保持する第2のホルダと、前記平たい本体部分の相対する側部に形成された相対する整列凹部であって前記端部バレルを受け入れるように寸法を定められ、複数の底壁と前記毛管を露出する前記底壁間の開口とを有する凹部とを含む毛管組立体と、ベースと、該ベースに設けられた開口と、前記ベースに関して固定された複数のクリップであって前記第1のホルダの突出部に解除可能に係合する係合手段とを含む第1の保持具と、前記第2のホルダの平たい本体部分を受け入れるように寸法が定められた中央開口を規定する保持体と、前記中央開口と交差しまた前記端部バレルを受け入れるように寸法が定められた相対する穴と、前記第2の保持具により摺動可能に保持された保持具ロックであって前記端部バレルの縮小部分に取り外し可能に係合する手段を有する保持具ロックとを含む、毛管保持機構。16 前記クリップが相対する可撓性のアームを有し、前記係合手段が前記可撓性のアームの相対する拡大端部を含む、請求項15に記載の毛管保持機構。17 前記第1のホルダが肩を有し、前記突出部が円筒状部材であり、前記相対する可撓性のアームは、前記肩が前記ベースに対して押し進められるように前記第1のホルダが前記第1の保持具により受け入れられるとき、前記円筒状部材に対して前記相対する拡大端部を弾性的に押し進めるように寸法を定められている、請求項16に記載の毛管保持機構。18 前記第1の保持具と前記第1のホルダとが、前記第1のホルダが前記第1の保持具により取り外し可能に保持されるとき、前記第1の保持具に関して前記第1のホルダを位置決めるための共同位置決め手段を含む、請求項15に記載の毛管保持機構。19 前記共同位置決め手段が前記が第1の保持具のベースから突出する降起を含み、前記第1のホルダが前記隆起を受け入れるように適合された前記本体に形成された切り欠きを含む、請求項18に記載の毛管保持機構。20 前記クリップが前記ベースの開口の相対する両側に2組のクリップを含み、前記隆起が前記ベースの開口の一方の側に形成され、また、前記第1のホルダが、さらに、相対する側部と、縁とを有する平坦部を含み、前記切り欠きが前記平坦部の縁に形成されている、請求項19に記載の毛管保持機構。21 前記突出部が前記平坦部上にある、請求項20に記載の毛管保持機構。22 前記第1のホルダが、さらに、前記毛管の端部の近傍の円筒状部を含み、前記第1の保持具のベースの開口が前記円筒状部を受け入れるように寸法を設定されている、請求項15に記載の毛管保持機構。23 光ファイバーの端部を保持しまた縮小部分を規定する端部バレルを有する光ファイバーケーブル・コネクタに有用な毛管保持機構であって、毛管と、前記毛管の第1の端部の近傍に固定され、前記第1の端部の近傍の前記毛管の一部を保持する本体を有しまた前記本体の相対する側部上の突出部を有する第1のホルダと、前記毛管の第2の端部の近傍に固定され、相対する側部を有する平たい本体部分を有しかつ前記第2の端部の近傍の前記毛管の一部を保持する第2のホルダと、前記平たい本体部分の相対する側部に形成された相対する整列凹部であって前記端部バレルを受け入れるように寸法を定められまた複数の底壁と前記毛管を露出させる前記底壁間の開口とを有する整列凹部とを含む毛管組立体と、ベースと、前記ベースに設けられた開口と、前記ベースから突出する複数のクリップであって前記第1のホルダ上の突出部と解除可能に係合する手段を有するクリップとを含む第1の保持具と、前記第2のホルダを取り外し可能に保持するための第2の保持具とを含む、毛管保持機構。24 光ファイバーの端部を保持しまた縮小部分を規定する端部バレルを有する光ファイバーケーブル・コネクタに有用な毛管保持機構であって、毛管と、前記毛管の第1の端部の近傍に固定され、前記第1の端部の近傍の前記毛管の一部を保持する本体を有しまた前記本体の相対する側部上の突出部を有する第1のホルダと、前記毛管の第2の端部の近傍に固定され、相対する側部を有する平たい本体部分を有しかつ前記第2の端部の近傍の前記毛管の一部を保持する第2のホルダと、前記平たい本体部分の相対する側部に形成された相対する整列凹部であって前記端部バレルを受け入れるように寸法を定められまた複数の底壁と前記毛管を露出させる前記底壁間の開口とを有する整列凹部とを含む毛管組立体と、前記第1のホルダを取り外し可能に保持するための手段を有する第1のホルダ保持具と、保持具であって前記第2のホルダの平たい本体部分を受け入れるように寸法を定められた中央開口を規定する保持具本体と、前記中央開口と交差しまた前記端部バレルを受け入れるように寸法を定められた相対する穴と、前記保持具により摺動可能に保持された保持具ロックであって前記端部バレルの縮小部分と解除可能に係合する係合手段を有する保持具ロックとを備える保持具とを含む、毛管保持機構。25 前記係合手段がカラーを含む、請求項24に記載の毛管保持機構。26 前記カラーが、大きい部分と前記カラーを規定する小さい部分とを有する前記保持具ロックの鍵穴形状の開口に含まれ、前記大きい部分が前記端部バレルを受け入れるように寸法を定められている、請求項25に記載の毛管保持機構。27 光ファイバーを保持しまた縮小部分を規定する端部バレルを有する光学ケーブルに有用な毛管保持機構であって、(a)毛管組立体であって (1)毛管と、 (2)前記毛管の第1の端部の近傍に固定され、前記毛管の第1の端部の近傍の円筒状部と該円筒状部の近傍の平たい部分とを有する第1のホルダであって前記平たい部分が相対する表面を有し、前記第1のホルダが前記相対する表面上の留め具部材を有する、第1のホルダと、 (3)前記毛管の第2の端部の近傍に固定され、相対する側部を有する平たい本体部分を有しまた前記第2端部の近傍の前記毛管の一部を保持する第2のホルダと、前記平たい本体部分の相対する側部に形成された相対する整列凹部であって前記端部バレルを受け入れるように寸法を定められまた複数の底壁と、前記毛管を露出させる前記底壁間の開口とを有する相対する整列凹部とを含む毛管組立体と、(b)ベースと、前記第1のホルダの円筒状部を受け入れるように寸法を定められた前記ベースの開口と、前記ベースから突出する複数のクリップであって前記第1のホルダの突出部に解除可能に係合する手段を有する複数のクリップと、(c)前記第2のホルダの平たい本体部分を受け入れるように寸法が定められた中心開口を規定する保持具本体と、前記中央開口と交差しまた前記端部バレルを受け入れるように寸法を定められた相対する穴と、前記第2の保持具により摺動可能に保持された、前記端部バレルの縮小部分に解除可能に係合する手段を有する保持具ロックとを含む、毛管組立体。28 前記第1の保持具が、さらに、前記ベースから突出する隆起を含み、前記第1の保持具が前記隆起を受け入れるように適合された前記本体に形成された切り欠きを含む、請求項27に記載の毛管保持機構。29 前記クリップが前記ベースの開口の相対する両側に2組のクリップを含み、前記隆起が前記ベースの開口の一方の側に形成され、前記第1のホルダのさらに平たい部分が縁を有し、また、前記切り欠きが前記平たい部分の縁に形成されている、請求項28に記載の毛管保持機構。30 前記機構が複数の毛管組立体と、複数の第1の保持具と、複数の第2の保持具とを含む、請求項27に記載の毛管保持機構。31 光ファイバーを保持する端部バレルを有する光学ケーブルと、毛管組立体であって毛管と、前記毛管の第1の端部の近傍に固定された第1のホルダであって該ホルダの相対する側部に突出部を有する第1のホルダと、前記毛管の第2の端部の近傍に固定された第2のホルダであって平たい本体と、前記平たい本体部分の相対する側部に形成された相対する整列凹部であって前記端部バレルを受け入れるように寸法が定められまた前記毛管を露出させる前記凹部間の開口を規定する相対する整列凹部とを有する第2のホルダとを備える毛管組立体とに有用な毛管保持機構であって、据え付け面と、前記据え付け面に固定された第1の保持具であってベースと、前記ベースの開口と、前記ベースに関して固定された複数のクリップであって前記第1の保持具上の突出部に解除可能に係合する係合手段を有する複数のクリップとを備える第1の保持具と、前記据え付け面に固定された第2の保持具であって前記第2のホルダの平たい本体部分を受け入れるように寸法を定められた中央開口を規定する保持具本体と、前記中央開口と交差しまた前記端部バレルを受け入れるように寸法を定められた相対する穴と、前記第2の保持具により摺動可能に保持された複数の保持具ロックであって前記端部バレルの縮小部と解除可能に係合する手段を含む保持具ロックとを備える第2の保持具とを含む、毛管保持機構。32 前記据え付け面が、前記ベースの開口に整列された第1の液体を保持するための手段と、前記第2の保持具の中央開口に整列された第2の液体を保持するための手段と、前記第1の保持手段と第2の保持手段との間に電気泳動電圧を印加するための手段とを含む、請求項31に記載の毛管保持機構。33 請求項1に記載の毛管組立体を使用する方法であって、この毛管組立体の第1のホルダを第1の保持具であってベースと、前記第1のホルダを受け入れるための前記ベースの開口と、前記ベースに関して固定された、前記第1のホルダの突出部に解除可能に係合する係合手段を有する複数のクリップとを備える第1の保持具に据え付けること、この毛管組立体の第2のホルダを第2の保持具であって前記第2のホルダ本体を受け入れるように寸法が定められた中央開口を規定する保持具本体と、前記中央開口と交差する相対する穴と、前記第2の保持具により摺動可能に保持される、保持カラーを有する複数の保持具ロックとを備える第2の保持具に据え付けること、第1の光学ケーブルであって光ファイバーと、前記光ファイバーの端部を保持する端部バレルであって前記毛管組立体の第2のホルダの窓の一方に受け入れられる端部バレルを有するコネクタであって縮小部分を規定するコネクタとを備える第1の光学ケーブルを前記第2のホルダに据え付けること、第2の光学ケーブルであって光ファイバーと、前記光ファイバーの端部を保持する端部バレルであって前記毛管組立体の第2のホルダの窓の他方に受け入れられる端部バレルを有するコネクタであって縮小部分を規定するコネクタとを備える第2の光学ケーブルを前記第2のホルダに据え付けること、および、前記保持カラーにより各光学ケーブルのバレルの縮小部を捕えるべく前記保持具ロックを操作することを含む、毛管組立体の使用方法。34 光ファイバーの端部を保持しまた縮小部分を規定する端部バレルを有する光ファイバーケーブル・コネクタに有用であり、また、第1および第2のホルダ保持具の使用のために有用である毛管保持機構であって、毛管と、前記毛管の第1の端部の近傍に固定され前記第1の端部の近傍の前記毛管の一部を保持する本体を有する第1のホルダであって前記本体の相対する側部の突出部を有しまた前記第1のホルダ保持具により受け入れられるように適合されている第1のホルダと、前記毛管の第2の端部の近傍に固定され相対する側部を有する平たい本体部分を有しまた前記第2の端部の近傍の前記毛管の一部を保持する第2のホルダと、前記平たい本体部分の相対する両側部に形成された相対する整列凹部であって前記端部バレルを受け入れるように寸法を定められまた複数の底壁と前記毛管を露出させる前記底壁間の開口とを有する相対する整列凹部とを含み、前記第2のホルダが前記第2のホルダ保持具により受け入れられるように適合されている、毛管保持機構。
IPC (6件):
G01N 27/447 ,  B01D 57/02 ,  G01N 21/05 ,  G01N 21/17 ,  G01N 30/60 ,  G01N 30/74

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