特許
J-GLOBAL ID:200903056235503400

ACサーボモータの電流制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-317984
公開番号(公開出願番号):特開平6-153569
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1994年05月31日
要約:
【要約】【目的】 d-q変換を利用し電圧指令が飽和したとき位相のずれを防止したACサーボモータの電流制御方法。【構成】 d-q変換して(9)、界磁が作る磁束の方向のd相電流Id が「0」になるように電流制御器5d でd相指令電圧Vd を求める。また、該d軸とは直交するq相はトルク指令を指令値とし、算出されたq相電流とで電流ループ処理を行い(5q)、q相電圧指令Vq を求める。電圧指令Vd ,Vq の合成ベクトルがクランプ値を越えると、合成ベクトルの位相と同一で大きさがクランプ値のベクトルに対応するd,q相の成分をそれぞれの電圧指令とする。加速中は、q相の積分値のみ小さく書き替える飽和処理を行う。減速中はd,q相共に積分値を小さく書き替える飽和処理を行う。クランプ処理をしても位相の急激な変化は生じない。
請求項(抜粋):
モータ駆動電流とロータ位相より、界磁の作る磁束の方向のd軸の相と該d軸に直交するq軸の相の2つの直交する相の電流を求め、d相の電流指令を0とし、q相の電流指令をトルク指令として、電流ループ処理を行ってモータの電流を制御する、d-q変換を利用して電流を制御するACサーボモータの電流制御方法において、電流ループ処理で算出される各電圧指令の合成ベクトルがクランプ値を越えると、上記合成ベクトルと同一位相で大きさがクランプ値のベクトルのd相,q相成分をd相,q相のそれぞれの電圧指令とすることを特徴とするACサーボモータの電流制御方法。
IPC (2件):
H02P 5/408 ,  H02P 5/41 303
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-251095
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-251095

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