特許
J-GLOBAL ID:200903056236148069

体積流調整装置を有するヴィスカスカップリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-200656
公開番号(公開出願番号):特開2000-074097
出願日: 1999年07月14日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 可能な限りわずかな構造的な及び製造に係る経費で一方ではトルク伝達可能性をほとんど慣性なしに調整することを実現可能であり且つ他方では高い最大のトルク伝達能力があるヴィスカスカップリングを構成する。【解決手段】 作業室31は、間仕切り壁32によって粘性液体貯蔵室21から仕切られ、粘性液19が、作業室からポンプ開口部35を経て貯蔵室へ、あるいは貯蔵室から、調節装置としての電磁石55をもっている体積流調整装置61が付設されている導管45,47を経て、作業室へ戻るように運ばれ得る。導管が、電磁石によって磁界が発生させられ得る領域を通って案内されている。粘性液体は磁化され得る小片を添加されており、当該小片によって導管内粘性液体の流速が磁界を通り抜けて流れる際に磁界の強さに依存して変化し、それによって貯蔵室と作業室との間の体積流が調整され得る。
請求項(抜粋):
カップリングケーシングと、粘性液体を充填される作業室における剪断面を介してのトルクの伝達のために設けられている少なくとも一つの駆動され得る回転子とを有するヴィスカスカップリングにして、前記作業室が間仕切り壁によって粘性液体のための貯蔵室から仕切られており、粘性液体が前記作業室からポンプ開口部を経て前記貯蔵室へ、あるいは前記貯蔵室から、調節装置としての電磁石をもっている体積流調整装置が付設されている導管を経て、前記作業室へ戻るように運ばれ得るヴィスカスカップリングにおいて、前記導管(43)が、少なくともそれの延在長の一部に沿って、前記体積流調整装置(61)の前記電磁石(55)によって磁界が発生させられ得る領域(65)を通って案内されており、且つ、前記粘性液体(19)がマグネトレオロジー的な挙動の実現のために磁化され得る小片(69)を添加されており、当該小片によって前記導管(43)内における前記粘性液体(19)の流速が磁界を通り抜けて流れる際に磁界の強さに依存して変化し得る、且つそれによって貯蔵室(21)と作業室(31)との間の体積流が調整され得ることを特徴とするヴィスカスカップリング。
IPC (2件):
F16D 35/00 ,  F16D 37/02
FI (2件):
F16D 35/00 601 J ,  F16D 37/02 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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