特許
J-GLOBAL ID:200903056239328440

ATM網を含むLANの接続方法及び変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-207022
公開番号(公開出願番号):特開平8-079294
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 ATM網を含むLANの接続方法に関し、ATM網を介してLAN端末相互間及びLAN端末とATM端末間を効率的に接続することを目的とする。【構成】 複数のLAN2の各々とATM網1間にプロトコルの変換手段12を設けて各変換手段間に固定チャネル21を設定し、送信元変換手段12は送信元LAN端末3が送信先LAN端末3に送信するMAC副層プロトコルのMACアドレス要求メッセージをセル化して固定チャネルに放送形式で送出し、送信先変換手段12は送信先LAN端末が返送するMACアドレス応答メッセージに自変換手段12の識別情報を付してセル化したのち固定チャネルに放送形式で送出し、送信元変換手段が両変換手段の識別情報を用いてコネクションの設定処理を行う。【効果】 複数のネットワーク層プロトコルが存在する既存LAN間の通信をネットワーク層プロトコルが統一されたATM網中継で行うことが可能となる。
請求項(抜粋):
各々が収容するLAN端末(3) 間の通信に複数種類のネットワーク層プロトコルが使用される複数のLAN(2) が統一されたネットワーク層プロトコルにより相互に通信を行う複数のATM端末(4) を収容するATM網(1) に接続された通信網において、前記LAN端末(3) 相互が前記ATM網(1) を中継して通信を行う場合のLANの接続方法であって、前記複数のLAN(2) の各々と前記ATM網(1) 内のATMスイッチ(11)間にアドレス解析とプロトコル変換を行う変換手段(12)を設け、各変換手段(12)にATM網(1) 内におけるATMアドレスが識別できる識別情報を付与して各変換手段(12)間に仮想的な固定チャネル(21)を設定し、送信元LAN端末(3) を収容する変換手段(12)は、送信元LAN端末(3) が送信先LAN端末(3) のネットワークアドレスを指定して該送信先LAN端末(3)のデータリンク層におけるMACアドレスを問い合わせるMAC副層プロトコルのメッセージを送信したときに、該メッセージをセル化して前記複数の固定チャネル(21)に放送形式で送出し、送信先LAN端末(3) を収容する変換手段(12)は、送信先LAN端末(3) が自端末のMACアドレスを通知するMAC副層プロトコルのメッセージを送信したときに、該メッセージに自変換手段(12)の識別情報を付してセル化したのち前記複数の固定チャネル(21)に放送形式で送出し、該メッセージを受信した送信元変換手段(12)は両変換手段の識別情報を用いてコネクション設定処理を行い、以後、送信元及び送信先の変換手段(12)は送信元及び送信先LAN端末(3) よりMAC副層プロトコルにより送信されるメッセージをセル化してトランスペアレントに中継することを特徴とするATM網を含むLANの接続方法。
IPC (4件):
H04L 12/46 ,  H04L 12/28 ,  H04L 12/66 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/00 310 C ,  H04L 11/20 B

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