特許
J-GLOBAL ID:200903056243113661

鉄筋コンクリート構造物の補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伴 俊光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-329591
公開番号(公開出願番号):特開平8-158665
出願日: 1994年12月02日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 効率良く簡単に施工でき、かつ、長期的な信頼性が高い鉄筋コンクリート構造物の補強方法を提供する。【構成】 鉄筋コンクリートからなる床版または梁のコンクリート面に樹脂を塗布し、ついでシート状の繊維強化材4を積層し、この繊維強化材4に樹脂を含浸、常温硬化させる、繊維強化プラスチック板で鉄筋コンクリートを補強する方法において、A.樹脂は常温硬化型のエポキシ樹脂であって、粘度が40〜200ポイズ、チクソトロピック係数が3.0〜8.0であり、B.繊維強化材4は、応力が集中するような屈曲を有しない扁平な強化繊維マルチフィラメント糸5を一方向に互いに並行かつシート状に引き揃えてなる糸条群イのシート両面側によこ方向補助糸群ハが位置し、それらよこ方向補助糸群ハと、強化繊維マルチフィラメント糸5と並行するたて方向補助糸群ロとが織組織をなして糸条群イを一体に保持しており、かつ、隣接する強化繊維マルチフィラメント糸5間に隙間が存在する一方向性補強織物である、鉄筋コンクリート構造物の補強方法。
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリートからなる床版または梁のコンクリート面に樹脂を塗布し、ついでシート状の繊維強化材を積層し、この繊維強化材に樹脂を含浸、常温硬化させる、繊維強化プラスチック板で鉄筋コンクリートを補強する方法において、A.樹脂は常温硬化型のエポキシ樹脂であって、粘度が40〜200ポイズ、チクソトロピック係数が3.0〜8.0であり、B.繊維強化材は、応力が集中するような屈曲を有しない扁平な強化繊維マルチフィラメント糸を一方向に互いに並行かつシート状に引き揃えてなる糸条群のシート両面側によこ方向補助糸群が位置し、それらよこ方向補助糸群と、強化繊維マルチフィラメント糸と並行するたて方向補助糸群とが織組織をなして糸条群を一体に保持しており、かつ、隣接する強化繊維マルチフィラメント糸間に隙間が存在する一方向性補強織物であることを特徴とする、鉄筋コンクリート構造物の補強方法。
IPC (4件):
E04G 23/02 ,  B32B 5/08 ,  B32B 13/12 ,  E01D 21/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特公平5-068594
  • 特公昭52-037295
  • 特公昭52-006536
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