特許
J-GLOBAL ID:200903056244578722

真空式下水道システムにおけるポンプの運転制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-034824
公開番号(公開出願番号):特開平10-231781
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 短時間に大量の汚水が集水タンクに集水されたとしても、集水タンク内水位の異常上昇を抑えて、警報発生の頻度を低下させる真空式下水道システムにおけるポンプの運転制御方法を提供する。【解決手段】 1台の汚水圧送ポンプ10Aが運転しているのにもかかわらず、集水タンク6内の水位が起動開始水位HWLから警戒止水位HHWLまで上昇すると、この水位HHWLを水位検出手段9によって検知して制御手段11に入力し、制御手段11入力された水位検知信号に基づいては他の1台の汚水圧送ポンプ10Bに起動信号を出力して起動させ、2台の汚水圧送ポンプ10A,10Bの同時運転によって集水タンク6内汚水の排出を行うとともに、今まで運転していた真空ポンプ8Aまたは8Bの運転を停止させる。
請求項(抜粋):
民家などで発生した汚水を自然流下管により汚水マスに自然流下させ、この汚水マスの水位が所定のレベルまで上昇した時、この水位を検知して、該汚水マスに設置されている真空弁を弁開し、この真空弁と真空ポンプ場に設置されている集水タンクとを結び該集水タンク内に開口している真空下水管路に、前記集水タンクを介して真空ポンプの真空圧を負荷し、前記汚水マスに溜まった汚水を真空圧により前記真空下水管路に吸い込んで前記集水タンクに集水し、該集水タンクの水位が汚水圧送ポンプの起動開始水位まで上昇した時に、この水位を水位検知手段により検知して制御手段に入力し、該制御手段は入力された水位検知信号の順位に基づいて複数台の汚水圧送ポンプに交互に起動信号を出力して、これら汚水圧送ポンプの交互の起動により前記集水タンク内の汚水を排出するとともに、該集水タンクの水位が前記汚水圧送ポンプの起動開始水位よりも低い運転停止水位まで低下した時に、この水位を前記水位検知手段により検知して制御手段に入力し、該制御手段は入力された水位検知信号に基づいて運転している前記汚水圧送ポンプに運転停止信号を出力して、該汚水圧送ポンプの運転を停止させる真空式下水道システムにおける汚水圧送ポンプの運転制御方法において、前記1台の汚水圧送ポンプの起動による汚水の排出運転中に水位が前記起動開始水位と該起動開始水位よりも上位の警報発生水位との中間に位置する警戒水位まで上昇した時、この水位を水位検知手段により検知して制御手段に入力し、該制御手段は入力された水位検知信号に基づいて停止中の他の汚水圧送ポンプに起動信号を出力して起動させ、複数台の汚水圧送ポンプの運転により汚水の排出を行うとともに、前記真空ポンプに運転停止信号を出力して、該真空ポンプの運転を停止させることを特徴とする真空式下水道システムにおけるポンプの運転制御方法。
IPC (4件):
F04B 23/02 ,  E03F 5/22 ,  F04B 49/00 331 ,  F04D 15/00
FI (4件):
F04B 23/02 C ,  E03F 5/22 ,  F04B 49/00 331 ,  F04D 15/00 D

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